新国立競技場をデザイン 建築家の隈研吾氏が会見(全文1)
建築家・丹下健三氏設計の代々木体育館を見て、建築家になろうと決意
で、私自身は1954年に生まれて、1964年の東京オリンピック、前の東京オリンピックのときに10歳だったんです。で、そのときに、丹下健三という建築家の設計した代々木の体育館を父親と一緒に訪ねて、本当に感激して、そのときに建築家になろうって決めたんです。で、その代々木の体育館は今でも原宿の駅前にあって、非常に今でもすごい美しい、もう時代を超越した建築です。で、私も丹下先生の建物のように、子供たちが訪れて感激してくれるような建物、子供たちがここで、木を使ってるとか、緑があるとか、そういうことに感激してもらえるような建物をつくれたら、まあいいなというふうに願っております。どうもありがとうございました。