「こどもまんなか熊本」計画基本方針に盛り込む数値目標を示す
KKT熊本県民テレビ
熊本県が子ども政策として今年度内の策定を目指している「こどもまんなか熊本」。その計画の基本方針に盛り込む数値目標が、初めて示されました。
具体的な数値目標は、11月25日に開かれた「こどもまんなか熊本」の計画の骨子案を作っている熊本県子ども・子育て会議で熊本県が示しました。数値目標は、子どもや子育てする人の視点に立ち、「幸せに暮らす」、「成長できる」、「県民が家庭や子育てに夢を持てる」の3つに分類されています。 具体的には、昨年度の調査で「普段の生活の中で幸せな気持ちになることがよくある」と答えた割合が小学生が47.2%、中学生が38.8%だったのを、いずれも55%に引き上げます。さらに熊本県の調査で「悩みを相談できる人がいる」と答えた割合は子どもが72.6%、保護者は85%でしたが、それぞれ目標を80%と90%に定めました。 「こどもまんなか熊本」の計画期間は来年度から2029年度までの5年間で、熊本県は今年度中に計画をまとめるとしています。