「光も影もさらけ出す」…令和書籍の中学歴史教科書、検定初合格 竹田恒泰氏に聞く
日本をよくするためにも、将来のリーダーとなる中学生にこそ、この教科書を読んでもらいたい。そう考え、最難関の高校受験に対応するため、偏差値上位15位までの高校の入試問題を過去10年分解析し、本文に加えて欄外にトピックスを立て、多角的に深掘りして記述している。
例えば、「江戸の水上交通」。よく出題されるテーマだが、その観点でワントピックとしてまとめた記述を読んでいるかいないかで、受験の出来も変わってくる。
高校向けの歴史総合、日本史探究、世界史探究の教科書づくりにも着手している。小学校向けの社会科教科書も参入していく予定だ。(玉崎栄次)