阪神の原口文仁がFA宣言「スタメンから勝負したい」 糸原健斗は行使せず残留
阪神の原口文仁内野手(32)が12日、国内フリーエージェント(FA)権を行使することを表明した。FA宣言した決め手について「一番、もっとゲームに出たい。スタメン(先発出場)から勝負したいという気持ちが強かった」と語った。 【表で見る】今オフのFA権行使が注目される主な選手 球団からは引き留められたという。「監督、コーチ、スタッフの皆さんには(言葉で)言い表せないぐらいの感謝の気持ちがたくんある」と振り返った。 原口は東京・帝京高からドラフト6位で2010年阪神入団。1軍デビューした16年には107試合に出場し、11本塁打をマーク。その後は腰痛や大腸がんを患い、育成契約も経験したが、勝負強い打撃でファンを魅了した。今季は主に代打で出場し、2本塁打、9打点、打率2割4分1厘。 また、糸原健斗内野手(32)は今季取得した国内FA権を行使せず、残留することを同日、発表した。