カウンターが3つあるハウスメーカーの家に住んで6年、つくって正解&後悔のポイント
パソコンがはみ出るダイニング後ろのカウンターは物置に
リビングのL字型のカウンターが大活躍している反面、ダイニング後ろのカウンターは、ほぼ物置としてしか使われていません…。 理由のひとつは、カウンターの奥行きが30cmと浅いこと。ここでパソコンを開くとはみ出してしまい、不安定で使いづらいです。 また、このカウンターの前に座ると、目の前が壁なので、少し閉塞感があります。さらに、後ろからの視線もなんとなく気になり、落ち着きません。 そのため、パソコン作業は筆者も夫も、ダイニングテーブルで行うことがほとんどです。
寝室のカウンターは雰囲気はいいがテレワークには不向き
そして最後に、寝室に設置したカウンターについて。 こちらは床やドアの色に合わせて、ダークブラウンのカウンターを造作しました。書斎のような雰囲気で、見た目は気に入っています。カウンターの奥行きは40cmで、パソコンは余裕で置けます。 でも、ダイニング後ろのカウンターと同様、座ると壁に向かう形になり、なんとなく閉塞感があります。 また、寝室なので、照明は電球色で控えめ。さらに、日当たりもよくない部屋なので、日中もあまり明るくはありません。 夫がテレワークやオンライン会議をする際、ここだとどうしても暗くて、別の場所へ移動したこともしばしば。結局、この寝室のカウンターは、テレビ台や、思い出の品を飾る場所になっています。 「ここにあると便利だろう!」と思って、造作した3つのカウンター。リビングのL字型のカウンターは、大正解でした。しかし、残りの2つは、奥行きと設置場所で、ちょっと残念な結果に。家づくりの参考になれば幸いです。
東島由樹