カウンターが3つあるハウスメーカーの家に住んで6年、つくって正解&後悔のポイント
リビング学習やテレワークのスペースとして、人気の造作カウンター。しかし、サイズや配置の場所を間違えると後悔することも。6年前に2階リビングの家を建てたライターは、LDKと寝室に、合わせて3つの造作カウンターを設置しました。使いやすくて大活躍のカウンターがある反面、残念なカウンターも。その理由を詳しくレポートします。 【写真】ノートPCがまともに置けないカウンターって…
新しい家には3つのカウンターを造作
筆者は、2018年にハウスメーカーで延床面積32坪、2階リビングの家を新築しました。家族は夫と、小学生から高校生までの子どもが3人です。 前に住んでいた家では、子どもたちのリビング学習も、夫婦のパソコン作業も、1つのダイニングテーブルで行っていました。そのため、食事のたびに道具を片づけるのがとても面倒でした。 そこで今回の家では、以下の3つの造作カウンターを設置することに。 ・2階のリビングの一角に、L字型のカウンター ・2階のダイニングの壁に、パソコン用のカウンター ・1階の寝室に、書斎風のカウンター このなかには大活躍しているカウンターがある反面、サイズや設置場所で使い勝手が悪かったカウンターも…。詳しく紹介します。
リビング学習用につくったL字型のカウンターが大活躍
3つのカウンターのなかで、いちばんよく使われているのは、リビングのL字型のカウンターです。スキップフロアの床に座って、カウンターを利用。足をのばせるように、カウンターに沿って、床を掘りごたつのようにしました。 おもに、子どものリビング学習の場所として大活躍。いちばん上の子は、上の写真で言うとカウンターの右側に座って、パソコンやテキストを広げています。 一方末っ子は、よくカウンターの左側に座って、宿題や、タブレット学習。わからないことがあるときは、筆者や夫が隣に座って教えることもあります。 また、末っ子のお絵かきや工作、筆者のアイロンがけやお裁縫の場所、ちょっと腰かけてくつろぐ場所としても役立っています。
視線が抜けるL字型。奥行き52cmと45cmが絶妙!
このL字型のカウンターが使いやすい理由は、いくつかあります。 ・座ると目の前が壁ではなく、視線が抜けているので、息が詰まらない(テレビや窓も見える) ・L字型なので、2人が横並びにならずに座れる(お互いの存在や視線が気になりにくい) ・掘りごたつ式なので足がしびれず、クッションを置けば好きな位置に座れる ・後ろに専用の収納と壁がある(テキストなどをしまえる、背後の視線が気にならない) ・カウンターに十分な「奥行き」がある ちなみにカウンターの「奥行き」は、52cmと、45cm(写真参照)。パソコンの手前にテキスト、ノートを置いても余裕があるサイズ感で、勉強や作業がしやすいです。 ただ、掘りごたつの足元の掃除がしづらいのと、全体的に白いので汚れが気になるのが後悔ポイントですが…。