皮膚の感覚センサーの働きを活用! 「デリットテック」のパンツとソックスは筋肉にどう効く?
「デリットテック」のギアはこれらと同様、皮膚を通じて、ここを動かしますよという信号を筋肉に送ってくれているというわけなのだ。 その結果、「デリットテック」のパンツを穿くと筋活動量が上昇。市販のパンツと比較した歩行実験では、骨盤周辺の筋活動量が約1.7倍になるという結果が出ている(ハムストリングスは182%に、内側広筋は176%に、中臀筋は166%に、大臀筋は156%にそれぞれ上昇)。
ソックスも低筋圧理論に基づいて設計
ソックスもパンツと同様、低筋圧理論に基づいて設計されている。足裏にある3つのアーチを支える筋肉にアプローチし、足が本来持っているクッション機能やバネ機能を引き出すという。また、パンツと同様の歩行実験で、脚部全体の筋活動量が約1.3倍になるという結果が出ている(大臀筋は114%に、大腿二頭筋は112%に、腓腹筋内側頭は135%に、腓骨筋は133%にそれぞれ上昇)。
「立つ、歩く際に唯一地面と接して、体を支える土台になるのが足です。足が安定することで、体の中心となる骨盤の安定感もさらに高まります」
可能な限り長時間の着用を推奨
「デリットテック」のパンツは、前述した通り運動時の筋活動量アップすることに加え、体幹を支えるインナーユニット(骨盤底筋群、多裂筋、腹横筋、横隔膜)の強化、骨盤位置および姿勢の改善といったことができる。インナーユニットの強化や姿勢改善を求めるなら、可能な限り長く着用したい。 「長時間のデスクワークや立ち仕事によって、姿勢や骨盤のポジションを悪化させてしまうので、それを防ぐためには24時間365日着用するのがおすすめです。低圧なので着用していて寝苦しいということもありません。 運動中は身につけるものが決まっている、試合やレースのときのスタイルが確立されているという方もいると思うのですが、そういう方はまず日常生活で取り入れてもらえたらと思っています。 強い着圧で姿勢をコントロールするタイプのサポートギアと比べると、効果を感じにくいかもしれませんが、2週間ほど着用を続けると、体が動かしやすい感覚や、姿勢の改善などを体感してもらえると思います。毎日穿いているパンツを変えるだけなので、気軽に試してもらえると嬉しいですね」 すでに「デリットテック」のパンツやソックスを愛用しているアスリートも多く、ゴルファーからは飛距離が伸びる、ランナーからは自然にストライドが伸びる、フォームが安定するといったフィードバックが得られている。