【ABC特集】それでも子どもが欲しい・・・「#精子提供」で出産へ ”元女性”の夫と女性の妻が子どもを授かり、出産するまでに密着
女性として生まれて「パパ」になる実感
(ともやさん)「あっ、電話かかってきた!!もしもし!!産まれたって!よかったです!いろいろ感じますね。女として生まれて、いろいろありましたけど、パパになれるのうれしいですね。久しぶりに泣きました。見たら、どうなるんやろう」
3300グラムで誕生した男の子。「青那(あおな)」と名付けられました。ともやさん、夢のまた夢だと思っていたパパになりました。あふれ出てくるのは、あかりさんへの感謝の思いです。 (ともやさん)「2人で乗り越えてきた部分が多いので、愛情と感謝と、いろいろ伝えていきたいですし、みんなが受け入れてくれたからこそ、いまがありますし。あかりちゃんには言わないですけど、自分もしんどかったんで。ずっと。いろいろ考えますね。そこらへんは、終わった!って感じです」
「子どもが欲しい」。2人の願いがかなったいま、SNSでの精子提供について思うこととは・・・。 (あかりさん) 「やっぱりトラブルというか、プラスなことばっかりではないと思うので。この現状でって考えたら、自分たちにはこの選択肢しかなかったので、子どもが出来て3人で暮らせてるのは本当によかったなと思います」 (ともやさん)「あかりちゃんも無事に出産を終えて、元気な男の子が生まれたいまだから言えるんですけど、リスクもあるのもわかってるんですけど、その選択をして、本当に僕たちはよかったなって思ってます。こんなかわいい子が生まれてくれたんで」 2人で決めた選択。3人の生活は、始まったばかりです。