“車対決”と話題 『社会人野球日本選手権』はトヨタ自動車が2大会ぶり7回目の優勝 先発・増居翔太は今大会2度目の完封
◇第49回社会人野球日本選手権大会 決勝戦 トヨタ自動車 3-0 Honda(9日、京セラドーム) 社会人野球日本選手権大会の決勝戦が行われ、トヨタ自動車が完封勝利しました。 この大会は社会人野球の2大大会の1つ。今年は全国から32チームが出場し、アマ野球の頂点を目指してしのぎを削りました。 トヨタ自動車の先発マウンドにあがったのは、準々決勝で完封勝利をあげた増居翔太投手。この日は初回から安打を浴びるも、無失点と上々の立ち上がりを見せます。 するとその裏、トヨタ自動車はヒットと四球で1アウト1、2塁の好機をつかみます。ここでトヨタ自動車の4番・逢澤崚介選手がライト方向へのホームランを放ち、幸先よく3点を先制します。 先発・増居投手はその後も無失点の好投。今夏の都市対抗の勝者・三菱重工Eastを破って決勝に進出したHonda打線を封じ、9回まで1人で投げきりました。これで増居投手は今大会2度目の完封勝利を記録しました。 トヨタ自動車とHondaの決勝戦ということで“車対決”という点でも話題を集めていたこの戦い。軍配はトヨタ自動車にあがりました。