低気圧や前線が通過する影響で、16日(水)にかけて雨の降る所が多くなりそうです。特に16日(水)朝にかけては北陸や北日本で激しい雷雨となるおそれがあります。関東は朝に雨が降っていなくても昼前ごろから雨の範囲が広がって、夜にかけて雨が降ったりやんだりでしょう。なお、東京都心は10月中旬にもかかわらず、5日連続で25℃以上の夏日となる予想です。

関東は朝に雨が降っていなくても雨具を

16日（水）午前6時の雨雲の予想

　15日(火)午後5時現在は、低気圧や前線の影響で日本海側を中心に雲が広がり、雨の降っている所があります。 　16日(水)にかけても低気圧や前線が通過する影響で、雨の降る所が多くなりそうです。朝にかけては日本海側を中心に雨が降り、北陸や北日本では激しい雷雨となるおそれがあります。また、朝の通勤・通学の時間帯は、太平洋側でも雨の降り出す所があるでしょう。

16日（水）午後8時の雨雲の予想

　朝の関東はまだ晴れ間がありますが、昼前になると北から雨の範囲が広がる見通しです。全国的には夜までに雨のやむ所がほとんどの見込みですが、関東周辺は最後に前線が通過する影響で、夜にかけて雨が降ったりやんだりでしょう。関東では朝に雨が降っていなくても、雨具を忘れずにお持ちになった方がよさそうです。

関東以西でまだ25℃超え多発予想

16日（水）の天気予報と予想気温

　朝の最低気温は、前線に向かう南寄りの風の影響で冷え込みはあまり強まらず、過ごしやすい所が多い予想です。 　昼間の最高気温は、関東から西で25℃以上の夏日になる所が多いでしょう。東京都心は午前を中心に晴れ間があるため、26℃と10月中旬にもかかわらず、5日連続の夏日となる予想です。昼間は動くとややジメジメした体感になりそうです。 　なお、関東から北を中心に、夜は北寄りの風に変わるため朝よりヒンヤリと感じられるでしょう。

10月後半でも半袖活躍　北陸や東北も夏日か

週間予報

　この先、17日(木)以降も季節逆戻りの異例な暑さは続く見通しです。関東から西を中心に夏日が続出し、北陸や東北でも27℃くらいまで上がる日があるでしょう。10月も後半ですが、昼間はまだ半袖が活躍しそうです。 （気象予報士・鈴木悠）