小池都知事が定例会見10月1日(全文1)岸田新総裁の聞く力をお借りしたい
オンラインで質問などができる参加者を募集中
今回、基調講演には、お二方お願いしています。こちら、ヤーマン株式会社の山崎貴三代さんと、マネックスグループ株式会社の清明祐子さん。このお2人の経営者の方々から、それぞれの会社を成長させてきた手法、自身の哲学などを語っていただく予定としております。続くトークショーで「オンライン時代の経営シフト」をテーマにして、コロナ禍において新たに生まれたニーズに対応して新しい成長へとつなげていくための経営手腕について、ご覧の方々に意見交換をしていただくことといたします。また、ビジネスマインドや事業承継など、幾つも課題がありますけれども、テーマに分かれましてパネルディスカッションを行います。現在、オンラインで質問などができる参加者を募集しておりますので、参加者からの質疑応答を交えた双方向のやりとりで議論を盛り上げてまいりたいので、奮ってのご応募お待ちをいたします。 基調講演、そしてトークショーの様子はどなたでもYouTubeなどで視聴ができますので、ご覧いただけますので、ぜひのぞいてみていただきたい。そして多くを感じ取っていただいて、そして気付きなど、しっかりと受け止めていただければと思います。私も出席の予定といたしております。以上、今日、何点かお伝えをさせていただきました。
岸田新総裁とどのように連携を図っていくのか
TOKYO MX:10月幹事社のTOKYO MXの【白井 00:25:52】です。幹事社から3点伺わせてください。まずは岸田新総裁についてです。来週には総理指名されて岸田新総裁が誕生となる見通しです。東京都としてコロナ対策など国との連携が不可欠になると思いますが、岸田新総裁とどのように連携を図っていくか、お考えをお願いします。 小池:順番にいきますか。 TOKYO MX:じゃあまずこれから。 小池:はい。新政権誕生ということで、まずは祝意を表したいと思います。どういう面々で行われるのか、まだ全体が分かりませんが、岸田総理、総裁ですね、は、大変お人柄も、これは誰もが必ずおっしゃると思いますけれども、紳士的で、非常に誠実な方で、信頼感が非常に高いとみんな思っているのではないかと思います。 ただ、まだコロナウイルス対策という点では、これは国も、都といたしましても喫緊の課題でありますし、国との連携ということで、それぞれ地域・現場と国が連携してこそ、ここまでやってこれているというふうに思います。コロナ対策はじめ、緊急に国と連携をしながらリバウンド防止、再拡大への対応をしていきたいと考えております。また、東京都として、成長エンジンとしての首都・東京が活力を取り戻し、持続可能な成長をしていくという点でも国との連携は重要でございます。ぜひ東京にも岸田新総裁の聞く力をお借りしたいと、このように考えております。 TOKYO MX:次、2番目の質問です。衆院選について伺います。今月後半には衆院選の告示との報道もされていますが、小池知事、前回の衆院選では希望の党を立ち上げていましたが、今回の衆院選に関与するおつもりがあるか聞かせてください。 小池:国政については関知しておりません。岸田新総裁の下で、今日、早速、株式市場は冷や水で迎えていますね、残念ながら。先ほど見ましたら700円ほど下がっていたわけですけれども。やはり経済の活性化とコロナ対策は両面なわけで、というか、両面というか同じなんですよね。ですからこういったことなども含めて国政での政策を明確にしていただきながら、都としてできることをしっかりやっていきたいというふうに考えています。