小池都知事が定例会見10月1日(全文1)岸田新総裁の聞く力をお借りしたい
皆さんとコロナをさらに抑え込んでいく
コロナについては、抗体カクテル療法、ワクチン接種、これは攻めです。それから基本的な感染防止対策、マスクや消毒、CO2を測るとか、これらは守りの対策と言っていいでしょう。これらを都民、事業者の皆さまと、行政が共に取り組んでいくことが重要でございます。こうした感染抑制の取り組みを分かりやすく伝えるイラストもまとめました、都のホームページやSNSなど、各種の媒体で展開してまいりますが、ここからダウンロードしていただいて、それをそれぞれの場で貼り付けていただくとか、それをぜひご活用いただければと思います。 今は大切な時期です。ご自身や大切な人の命と健康を守る、新たな生活に向けて第一歩を踏み出すということのためにも、1人1人の行動の集合体で結果になるわけですから、皆さんと共にコロナをさらに抑え込んでいく、このことは大変重要でございますので、引き続きご協力よろしくお願いを申し上げます。 それから3つ目で、台風を除くと2つ目になりますけれど。環境、地球、気候変動関係です。気候危機行動ムーブメント「TIME TO ACT」と、何回かやってまいりましたけど、国際フォーラムを開催します。オンラインです。10月14日。今年も世界各地で気候変動ということを体感、痛感させられるような、豪雨など異常気象があちこちで発生しましたよね。気候危機への対処というのは、もはや一刻の猶予もないと多くの方々が感じておられると思います。
気候危機への取り組みを東京から発信
で、今月末からいよいよCOP26が始まります。国連気候変動枠組条約ということで、締約国会議です。このタイミングで気候危機への取り組みを東京から発信すると。で、世界的な議論に弾みをつけるという目的で行います。今回は今年2月のキックオフ会議と同じように、私が副議長を務めておりますC40という組織があります。世界の大都市気候先導グループですけれども、このC40とも連携しまして、2030年カーボンハーフに向けた取り組みの加速をテーマに実施するものであります。 私自身も参加するハイレベル・セッションのほうでは、世界経済フォーラムの総裁でおられるボルゲ・ブレンデ氏、かつての環境大臣仲間でありましたノルウェーの方です。それからC40の議長で、ロサンゼルスのエリック・ガルセッティ市長。しょっちゅうオンライン会議で参加していただいてる。それからジャカルタのアニス・バスウェダン知事。この方も時折オンラインで会議に参加していただいています。 このように気候変動問題に先進的に取り組んでおられるリーダー、それから大都市の首長(くびちょう)さんが、首長(しゅちょう)さんが登壇をすることとなっています。2050年のゼロエミッションの実現に向けてとりわけ重要となるのが2030年までの行動でありますので、この2030年までの行動について議論をする予定といたしております。このほか、水素の活用、それから環境に配慮した持続可能な建築物に関するワークショップも開催いたしまして、中身の濃い内容となっております。会議のほうは専用ホームページからどなたでも視聴が可能であります。ぜひ多くの皆さんに見ていただければと。環境局が担当で進めております。 最後に女性の活躍ということでございまして、女性経営者などの活躍に向けた会議ということで、もう4回目になります。第4回のNEW CONFERENCE。これを11月の1日の月曜日。こちらもオンラインで開催となります。この会議は「女性社長が動かす東京の未来」を理念といたしまして毎年開催しているもので、女性経営者による基調講演やトークショーを行うほか、東京都への政策提言をいただくということであります。これまでの提言を受けまして、経営セミナーや個別相談、そして優れた女性経営者の表彰制度など、女性経営者の活躍を促進する施策を進めております。