奈良市・仲川げん市長と日本最古のうちわ作りに挑戦!古都の課題をDXでどう解決する?「首長と〇〇やってみた」まとめ
YouTube「首長と〇〇やってみた」では、市長や村長など全国の首長が自治体PRのためにさまざまな企画に挑戦します。 2024年11月5日に公開された動画では、奈良市の仲川げん市長と「奈良団扇(うちわ)」作りに挑戦!奈良市の取り組みや街づくりついても語っていただきました。 【このトピックのポイント】 ・奈良の伝統工芸・奈良団扇は見た目も涼しく20年以上使える実用性の高い逸品 ・公設フリースクールで子どもが学びたい形で学べる環境づくりを実現 ・ゼロワンで国家を作り上げた当時の勢いが感じられる街づくりを目指す
奈良市長と日本最古のうちわをつくってみた!
興福寺、春日大社、東大寺など国宝に指定されている建造物を多数有する古都・奈良。その歴史の古さから様々な伝統工芸も息づいています。 そのなかで今回、仲川市長と挑戦したのは「奈良団扇」づくり。奈良団扇は繊細な透かし彫りによる涼し気な見た目が特徴です。 実用性も高く、あおぐと優しくもしっかりした風を感じることができます。奈良市へのふるさと納税の返礼品としても人気の逸品です。 今回の「首長と〇〇やってみた」では、「奈良団扇 池田含香堂」さんご協力のもと、仲川市長に奈良団扇の透かし彫りの作業に挑戦していただきました。
2枚の和紙を重ねて一気に切り込む作業で、慎重に進めるよりも思い切って手を動かしたほうが美しく仕上がることが多いとのことです。 MC久下真以子アナウンサー「行政にも言えることですね」 仲川市長「そうきたか……いやいや、丁寧な根回しを!」 「所信表明の前くらい(緊張する)」と話していた仲川市長でしたが、1時間ほどかけて無事仕上げることができました。
この後、完成した和紙と骨組みを貼り合わせて乾燥と裁断といった工程を経て奈良団扇が完成します。完成品は20年から30年は使い続けることができるとのことです。
国家創生の気概を感じられる街づくりを目指して
ここからは、奈良市の取り組みについて仲川市長にお話を伺いました。 現在力を入れている取り組みについて、仲川市長は公設フリースクール「HOP(ホップ)」の運営を挙げました。奈良市は約2万5000人の小中学生のうち、700人以上が不登校といわれています。 その子どもたちに対しもう一度学校に行けるように指導するのではなく、公設フリースクール「HOP」にて、それぞれにあった教育の実現に取り組んでいるとのことです。 仲川市長「登校するか登校しないかというよりも、本人が学びたい形で学べばいいじゃないかということで」 久下アナ「それは子どもたちの光になりますね」