50代夫婦ふたり暮らしの「暖房代節約」。窓からの冷気を防ぐグッズは賃貸でもOK
電気代が値上がりしている今、少しでも暖房費を節約したいですよね。そこで愛用している「暖房代節約アイテム」を、50代夫婦ふたり北海道で暮らすミニマリスト・本多めぐさんに聞きました。体や部屋を暖めるグッズや、その活用法を紹介します。
窓の冷気は窓シートと断熱パネルで防ぐ
部屋の熱が最も逃げやすい場所は、直接外気に触れる「窓部分」と言われています。ですので、まずは窓まわりから寒さの対策をしましょう。わが家は賃貸なので、窓や床に傷のつかないグッズを購入しました。
●窓シートで保温。結露も減って掃除がラクちん
ひとつめは窓シートです。いわゆるプチプチマットで、窓用に加工されたものをはりつけています。こちらを使うと窓と室内の間に空気の層ができるので、暖かさをキープしてくれます。さらに結露もしにくくなるため、日々の掃除が簡単になるところもメリットです。
●断熱パネルですき間風をブロック
ふたつめは断熱パネル。プラスチック製で窓際に立てかけて使います。置くだけで窓からの冷気をシャットアウトしてくれます。わが家はなんといっても窓の下から入るすき間風が寒いですから、それを遮ってくれる断熱パネルは効果も大きいと感じました! お値段は1000円~2000円程度と安く、使い捨ての窓シートと違い、引っ越してもくり返し使えるのがメリットです。また折り畳めるので、コンパクトに収納できるのもうれしいですね。
●やっぱり湯たんぽは外せない
まずは湯たんぽです。お湯を入れるだけというシンプルなアイテムですが、布団に入れれば長時間暖かさをキープ。就寝前に湯たんぽをベッドに入れておけば、布団に入った瞬間からぬくぬく、朝までじんわりぬくもりが残ります。 お湯を入れるだけなので、暖房器具を使うより節約になり、エコです。
●在宅ワーク中は電気毛布。夫婦ふたりで10年以上愛用
ふたつめは電気毛布です。こちらはボタンひとつで手軽に暖めることができ、電気代もそれほどかかりません。足元さえ暖めておけばストーブを使わなくてもある程度快適ですので、節約につながります。 とくに冷え性の方にもおすすめで、在宅ワーカーの私と夫は10年以上使っています。デスクワークのお供には欠かせない存在です。
体はヒートテックや裏起毛で心地よく保温
最後に、着るものを工夫して体感温度を上げています。たとえば、ヒートテックなどの吸湿発熱インナー。こちらは汗を吸収して発熱するため、体を暖かく保ってくれます。また、裏起毛の素材は保温性も高いので肌触りがよくおすすめです。 ちなみに、私はユニクロで買った極暖タイプのヒートテックレギンスを愛用。またボア素材のフリースもとても暖かく、部屋着として1日じゅう重宝しています。 これらの工夫を組み合わせることで、わが家は節約しつつ快適に冬を過ごすことができています。ぜひ、ご自身のライフスタイルに合わせて試してみてくださいね。
本多めぐ