阪神タイガース・村上頌樹と中日ドラゴンズ・小笠原慎之介(C)産経新聞社

7月26日～28日に開催されるセ・リーグの見どころを紹介。

東京ヤクルトスワローズ vs 広島東洋カープ

最下位のヤクルトと2位の広島が対戦。 前半戦を2連勝で終えたヤクルトは、山野太一が先発。今季は初登板となった6月12日のソフトバンク戦で、7回1失点と好投し、今季初勝利をマーク。続く2戦目でも7回3失点と好投したが、3戦目は2回3失点で降板となった。後半戦でローテ定着するためにも、この試合で好投を見せたい。 首位を1ゲーム差で追う広島は、ハッチが先発。来日1年目の今季は開幕ローテ入りを果たすも、4試合で0勝3敗、防御率6.00と結果を残せず、ファーム調整が続いていた。約3ヵ月ぶりの一軍マウンドで待望の来日初勝利となるか。

横浜DeNAベイスターズ vs 読売ジャイアンツ

3位のDeNAと首位の巨人が対戦。 巨人を2.5ゲーム差で追うDeNAは、ジャクソンが後半戦開幕のマウンドに上がる。前回登板では熱中症の症状のため4回途中で降板となったが、それまでは6試合連続でクオリティ・スタート（6回以上・自責点3以下）をクリア。優勝を目指すチームを勢い付ける投球を見せたい。 前半戦を2連勝で終えた巨人は、赤星優志が先発。今季は先発・中継ぎで14試合に登板し、防御率3.17と好投しているものの、0勝6敗と白星は手にできていない。優勝へ向けてスパートをかけたいチームを勝利に導く投球を見せられるか。

阪神タイガース vs 中日ドラゴンズ

4位の阪神と5位の中日が直接対決。 3カード連続で負け越し中の阪神は、村上頌樹が登板。今季は15試合で防御率2.10と好投も、3勝7敗と白星が伸びずにいる。直近4試合全てで7回以上を投げて3失点以内に抑えているが、その間は1勝2敗。この試合では味方打線の援護にも期待したいところだ。 一方の中日は、左腕エースの小笠原慎之介に注目。今季は15試合で4勝6敗、防御率2.40の好成績をマーク。特に阪神戦では2試合に登板し、8回無失点、7回無失点と得点を許していない。この試合でも虎を圧倒する投球を見せたい