突然の入院で役立ったのは100円アイテム。「あえてお金をかけなくて正解だった」
「フック」はあえて良いものを購入
あえて100円ショップのものではなく、良いものを選んだのがS字フックです。引っ張っても外れにくい仕様になっていて、耐荷重も2kgまでOK。購入して大正解でした。 ベッドの柵につけてバッグインバッグやゴミ袋を吊るために使用。術後は体を動かすのが辛く寝転んだ状態でものを引っ張ることが多いので、フック自体が柵から落ちない安心感が良かったです。
「即捨て」できる安心感が魅力だった
S字フック以外のアイテムはできるだけ100円ショップで揃えたのですが、その理由は退院した後に「即捨て」することに抵抗をなくすためです。ものを手放すことが苦手なため、良い物で揃えてしまうと手放しにくいように思ったのです。 入院は私にとっては非日常で、できれば2度としたくない出来事です。そのため、病院で使っていたものを家にずっと置いておくことにも抵抗がありました。 普段長く使うものに関しては多少値段がしても“良い物”を買いたい私。ですが、今回のようなグッズはできるだけ安価で揃え、帰ってきて本調子ではない体調でもあまり考えず気前よく手放すことができるように100円ショップのアイテムやプチプラアイテムを選びました。S字フックに関しては、今も家で活用しています。 入院というものは経験したくない! しない方がいいことですが、年齢とともにそうもいっていられなくなってきたように思っています。 体調の変化を敏感に感じつつ、うまくおつき合いしてきたいなと感じている45歳です。入院を控えられているどなたかのお役に立てると幸いです。
ハギヤマジュンコ