新日本・後藤洋央紀が9年ぶりにIWGP挑戦へ! 悲願の初戴冠へ前哨戦後に“後藤節”も炸裂「2025年も“荒武者革命”ついてこい」
新日本プロレスの“荒武者”後藤洋央紀にとって、新年早々チャンスが巡ってきた。1.4東京ドーム大会の第0試合で行なわれた『ニュージャパンランボー』(時間差式バトルロイヤル)で優勝を果たし、次期IWGP世界ヘビー級王座挑戦権利証を手に入れたのだ。 【動画】後藤洋央紀がザック・セイバーJr.との前哨戦で激突 2.11大阪府立体育会館第1競技場大会でザック・セイバーJr.に挑戦するのだが、実は最後に挑戦したのは9年前の2.11大阪だった。この日は謎の白使バージョンでオカダ・カズチカと対峙するも完敗。試合後、オカダに勧誘され最初は拒んだものの最終的にCHAOS入りを果たした。 最近ではYOSHI-HASHIとのタッグ毘沙門のイメージが強いが、昨年は『ニュージャパンカップ2024』で、辻陽太と決勝を闘い敗れはしたものの、プロレス大賞年間ベストバウトに選出されており、ケニー・オメガに劣らぬベストバウトマシーンとして、ファンからの信頼は厚い。 6日の東京・大田区総合体育館大会で、ザックとの前哨戦を終えた後藤は「勝ち取ったぞーーっ!俺はついにここまで這い上がって来た。満を持して次の(2.11)大阪、挑戦させてもらうぞ! 何度負けようが、あきらめなければそれは負けじゃない! 闘いは!始まったばかりだ! 2025年も! “荒武者革命”について来い!」とリング上から絶叫。バックステージでも「ついに帰ってきたぞ、この俺が、IWGPヘビーのベルト線戦に! 9年ぶりか。9年……長いか、短いか、俺にとっちゃ、あっという間さ。8回連続失敗記録? そんなものは、俺には関係ねえ。諦めなければ、それは決して負けじゃないんだ。ザック・セイバーJr.、東京ドーム、見たよ。素晴らしいよ! 素晴らしいチャンピオンだ! だがな、ここは新日本プロレスだ。日本人が活躍しなくて、何が新日本プロレスだ! 俺が日本人の意地を、日本人の強さを見せてやるよ。覚えとけ!」と後藤節を炸裂させていた。 年齢やキャリアを考えてもこれが最後の挑戦になるのでは? と思っているファンも少なくなく、後藤に浪漫を抱いているファンにとっては、時間が逆回りになろうとも後藤がIWGPを巻く姿が見たいはず。何より過去8度もチャンスを逸した後藤本人がそう思っているはずだ。 ザックの多彩なサブミッションを後藤のパワーと熟年のテクニックで上回ることが出来るのか。ここは大いに期待したいところ。後藤が追いかけていた棚橋弘至が来年1月に引退してしまうだけに、ここで荒武者革命を見せてもらいたい。後藤にとって今後のレスラー人生の行方を左右する試合になるのは間違いない。 取材・文⚫︎どら増田
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