IMALUの二拠点生活スタートから2年…奄美大島で遭遇した「初めての経験」
2022年8月、東京と奄美大島の二拠点生活をスタートしたタレントのIMALUさん。コロナ禍でリモートワークが進み、サラリーマンであっても勤務地に縛られずに住みたい場所に住むことが夢ではなくなってきた昨今。実際に都会から拠点を移したIMALUさんの離島ライフを、ご本人に綴っていただきます。(以下、IMALUさんによる寄稿です。毎月1回更新予定) 【写真】『となりのトトロ』のバス停でちょこんとお座り。お利口さんな愛犬・バルー
念願の「奄美で開催する音楽フェス」に初参加!
皆さん、明けましておめでとうございます。干支がヘビの私は今年が”年女”。ハブと共存する奄美大島でヘビ年(いやハブ年!?)を迎え、島で過ごすお正月は3回目。のんびりとした年末年始を過ごしています。 12月頃から本格的に寒くなってきた島ですが、今季の冬も色々と楽しい思い出ができました。その中の1つが島のフェス「結ノ島CAMP」に初めて行けたこと。奄美空港から南の方へ車を走らせ1時間ちょっと、世界自然遺産にもなっているマングローブのすぐそばで行われる音楽フェスです。サマソニ、フジロック、ライジングサンなど様々な巨大フェスに足を運んだフェス好きの私としては、視察も兼ねた!? 念願の「結ノ島CAMP」でした。 当日は東京から奄美に戻ってくる日で、空港から自宅に戻りすぐに準備をして、フェス会場へ。なんとか日が沈む前に到着できました。会場は大きな芝生。キャンプサイトと会場のみのシンプルな作りで周りは山に囲まれており、ちょっと歩けばマングローブがある場所です。 ステージは1つのみで、周りにはローカルのラーメン屋さんやコーヒー屋さん、黒糖焼酎の酒蔵やアパレルなどが並んで出店していました。内地からはアーティストの瑛人さんや竹原ピストルさんが出演。ラストのトリは島在住のアーティスト森拓人さんが盛り上げてくれました。ヘッドライナーが地元のアーティストというのも何だか島らしくて良い……!
夜には白い息が…!奄美生活2年目の「新たな発見」
大型フェスに行くといつも大変なのが“トイレ問題”。基本的にトイレが大行列になるので(特に女子トイレ)見たいアーティスト達のライブの合間にトイレのタイミングを挟み、そして移動距離を計算しながらスケジュールを考え行動します。トイレに無事に行けても、次に行きたいステージによっては移動時間がかかり、トイレと移動だけで1時間ぐらい時間を取られるなんてことも多々あり……。 そんな中、奄美のフェスは公共トイレが4つほどしかないのにも関わらず、人が並んでいたとしても2、3組。焦ってトイレに行くこともなければ、トイレに行く時間を計算しなくても大丈夫! トイレのストレスから解放されると、こんなにもフェスって楽なのか……(笑)。 あっという間に全アーティストのライブが終わり、まだ21時頃にも関わらず、どんどんと人が減っていき、気づいた時には出店していたお店も片付けを始めていました。思ったより早めの撤収に戸惑いながらも「まだ遊びたい……」という私のような人たちのためにオフィシャルバーだけは他より少し遅くまで開けてくれていました。 当日は天気に恵まれましたが、公式HPには「夜は冷えます!」という注意書きがあったため、寒がりの私は事前に島にある一番暖かい服をバックパックに入れていきました。注意書き通り、夜は一気に冷え込み、入れすぎたかな?と思っていたベストとフリースはすぐに着用。奄美で初めて白い息が出てきたのもビックリしました(笑)。島でも場所によってこんなにも気温差があるとは……新たな発見でした。