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大谷選手が「50-50」を達成した記念ボールを6億円以上の金額で落札したのは台湾の企業であることが分かりました。 一体どうするのか、そして、どんな企業が落札したのか取材しました。 手数料込みで6億7000万円。 注目された落札者の情報を明かしたのは、オークションを主催したアメリカの会社です。 歴史的瞬間が訪れたのは9月20日、50号ホームランボールが落札されたのは10月23日のこと。 しかし、誰が落札したのかについては明らかになっていませんでした。 その台湾の企業とは一体どこなのか。 台湾メディアによると、ドジャースとスポンサー契約を結んでいる台湾のスターラックス航空は、経営者が落札を否定しました。 企業の名前は謎のままです。 一方、ドジャースは日本時間26日に開幕するワールドシリーズを前に練習を公開。 大谷選手は夢の世界一へ向け思いを語りました。 大谷選手: いよいよ始まるなと。今はすごく興奮している気持ちです。特別な試合だとはもちろん思いますし、ただ僕自身は初めてなので、なるべく冷静に自分のプレーをできるようにしたいなと思います。 移籍1年目で夢のワールドシリーズに進出できたことについては…。 大谷選手: （ワールドシリーズ進出を）もちろん目標にしていましたし、1年目からということはあまり考えずに、1試合1試合、シーズン中からそうでしたけど、ここを目指して、またここで勝つことをイメージして頑張ってやっていました。 そして、プレーオフに入ってからの戦い方について、「独特な雰囲気の中でどれだけ冷静に自分の打席が送れるかだと思うので、それがどういうシチュエーションであっても、シーズンと変わらないようにするのはなかなか難しいと思うんですけど、そこが一番難しいのかなと思います。気持ちは勝手に上がるんじゃないかなと思ってるので、どちらかというと、いつも通りプレーできる方向に持っていければちょうどいい感じになると思います」と話しました。 リーグ優勝決定から5日、どう過ごしていたのでしょうか。 大谷選手: ポストシーズン全体でタフな試合が多かったですし、その中でここ4、5日空きましたけど、なるべくその、つくった気持ちであったり、ポストシーズン中の雰囲気をなるべく継続しつつ、逆にリラックスしたところもつくるというのは難しかったですけど、なるべく継続できるように調整しました。きのうは打ってないですね、その前まではずっと打ってました。きのうはちょっとトレーニング、ピッチングの方の強化が強めだったので、球場には来てました。 シャンパンファイトで喜びを爆発させた翌日から、球場入りして打撃練習をしていたと明かしました。 25日の練習では、珍しくグラウンドでベースランニングをする様子も。 大谷選手: 集大成としてこのシリーズを勝って、最高の終わり方ができればなと思います。 ドジャースと対戦するヤンキースも25日に会見。 ワールドシリーズ初出場のジャッジ選手は、この大舞台で、大谷選手と対戦することについて次のように語りました。 ジャッジ選手: 彼（大谷）は最高の選手だからね、面白い対決になるよ!今シーズンは何回か顔を合わせたようにね。（大谷は）誰もやったことがない50-50をやってのけたんだから。こんなことは全く聞いたこともない。 東西の名門対決については…。 ジャッジ選手: 素晴らしい気分だよ。2つの伝統球団の対戦だからね。最高の舞台で最高の試合を見せるよ!他の試合とは比べものにならないくらい盛り上がるよ。こんなすごい2球団の対戦だからね。 第2戦で先発が発表されている山本由伸投手も会見。 山本由伸選手: 2月のキャンプの時から、みんなでここを目指してやってきたので、このワールドシリーズで、このメンバーでプレーできるのはすごくうれしいです。本当にどの試合もミスが許される試合はないですし、とにかくチームが勝てるように、その一員として頑張ります。 一方、25日の練習では、大谷選手の珍しい場面が見られました。 「イット!」の鈴木優MLB取材キャスターは「これを見たのは韓国の開幕戦以来。ドジャースタジアムで初の調整だったので、なかなか見られない練習が見られました」と話します。 普段キャッチボール以外は屋内で練習していますが、25日は約15分間、走塁の練習を行ったのです。 「イット!」鈴木優MLB取材キャスター: 4本のダッシュだったんですけど、4本だったこともあり、（ワールドシリーズで）4勝するという意味も込められているのかなと。 はたしてワールドシリーズ4勝祈願の4本ダッシュだったのでしょうか。 会見で、最後に勝負を分けるのは気持ち・技術・運のどれなのかという質問に「それは全部じゃないですか。運ももちろん必要ですし、そこまで持っていく技術も必要ですし、全部が大事だと思います」と語った大谷選手。 43年ぶりとなる東西の名門同士の世界一をかけた対決は、26日朝から始まります。