ウソだろ…GRスープラ、“中古タイヤで”一瞬滑るも最速アタックの驚愕シーン 「新品使ったのに」相棒レーサーも唖然
2連覇を成し遂げたエース・坪井が開幕戦予選で魅せた圧倒的な走りが、新パートナー・山下を“若干傷つく”ほど驚愕させた。 【画像】神業ドラテク、クラッシュ、脱輪…スーパーGT 衝撃の名場面 8選 12月29日に放送された、今季スーパーGTを名シーンで振り返る『ABEMA SUPER GTダイジェスト』総集編では、第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」の予選で見せた、GT500クラス au TOM’S(#36 GR Supra)の坪井翔による衝撃的な走りがピックアップされた。 「2021年、初めてチャンピオンを獲った年の次の年も連覇を目標にやったんですけど、それが2022年は叶わなかったので、2連覇へのリベンジという気持ちを持って今年は挑みました」と振り返る坪井。 その意気込みを象徴するように、予選Q2での走行では、第1コーナーのアウト側ギリギリを攻める大胆なライン取りを披露。しかし、リアタイヤが縁石で滑り、大幅なタイムロスになりかねない危機に見舞われた。それでも坪井選手はスライドするマシンを巧みに制御し、Q2最速タイム「1分17秒748」を記録。Q1/Q2合算方式で見事ポールポジションを獲得した。 この快挙に対し、今シーズンから新パートナーとなった山下健太は喜びとともに衝撃を受けていた。というのも、スーパーGTでは、Q1とQ2で使用できるタイヤセット数が1セットに制限されており、Q2を走る坪井のタイヤはユーズド(中古)であった。それにもかかわらず、坪井はQ1組と遜色ない走りをしている。 山下は、同番組でこの坪井の走りを振り返った。「Q2でユーズドタイヤの坪井選手が驚異の最速タイムをマークし、トップを獲って……。ドライバーとしては、自分はニュータイヤを使ったのに、ユーズドタイヤを使った坪井選手の方が速かったというところで若干傷つくというか…」と、エース坪井の走りに驚嘆していた。 なお、36号車は決勝でも完璧な走りで堂々とポールトゥウィンを達成。今シーズンを通して圧倒的な走りを見せ、最終戦予選でチャンピオンを決定させるという前代未聞の快挙を成し遂げ、見事連覇を達成している。 (ABEMA『ABEMA SUPER GT ダイジェスト』/(C)GTアソシエイション)
ABEMA TIMES編集部