「神戸北野ホテル」新展開のレストランが神戸・諏訪山公園内にオープン！ 絶景とともに世界一の朝食を楽しんで
食べロググルメ著名人の笹岡 隆甫さんがおすすめする新店は、朝、昼、夜と食事が楽しめるレストラン「ラ・テラス」。絶景の景色と共にいただく「世界一の朝食」はまた格別だ。
教えてくれる人｜笹岡 隆甫
1974年京都生まれ。京都大学工学部建築学科卒業。舞台芸術としてのいけばなの可能性を追求し、日本－スイス 国交樹立150周年記念式典をはじめ、海外での公式行事でも、いけばなパフォーマンスを披露。2016年には、G7伊勢志摩サミットの会場装花を担当した。主著に『いけばな―知性で愛でる日本の美―』（新潮新書）。
海、山、街、神戸の三景を望む
JR「三ノ宮駅」「元町駅」からそれぞれ車で約10分。公園駐車場に車を止め、階段を上がると、小高い丘の上に、三角錐の個性的な白い建物がある。2023年12月にオープンした「神戸北野テラス」は「神戸北野ホテル」の新展開だ。レストランとバーを併設しており、レストラン「ラ・テラス」では朝、昼、夜と食事が楽しめる。
総料理長の山口浩さんは「神戸は食材の宝庫。海、山、街を望むランドスケープとともに、食材の魅力を世界に発信したいです」と話す。シェフは息子の山口優貴さんが務める。36歳で、京都の料亭「菊乃井」でも経験を積んだ人物だ。「この広大な景色を指差しながら、“これはあそこで獲ってきた食材で……”などお客様と話せたらいいですよね！」とのこと。目視できる景色の半径100km以内に、香川、淡路島、紀伊半島などがあり、実際、食材を集める場所だという。
笹岡さん「知人にお誘いいただいて訪問しました。神戸と言えば、夜景。摩耶山掬星台や六甲山天覧台と共に知られるビーナスブリッジ。神戸の街を望む抜群の景観が何よりのご馳走です。」
朝、昼、夜で表情を変える
まずは、朝8～10時で要予約の「世界一の朝食」（8,600円）を忘れてはならない。ホテルでもいただけるが、朝日とともに、絶好の景色をみながらいただくのはまた格別だ。フランス料理界の重鎮ベルナール・ロワゾー氏より公式に再現を許された「世界一の朝食」だが、日本のエッセンスを取り入れるなど、常に新しく、進化し続けているのが「もう一度食べたい！」となる理由だろう。
