日経平均は小幅に反発、69.33円高の「39,160.50円」で取引終了…米ハイテク株高受け朝方は上昇も「買いが続かなかった」ワケ【12月9日の国内株式市場概況】
2024年12月9日(月)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
12月9日の日経平均株価は、前週末の米ハイテク株高を受けて上昇して始まったものの、買い一巡後は一時マイナスに転じるなど、もみあう展開に。結局、前日比69.33円高の39,160.50円で取引を終えました。買いが続かなかった要因として、日経平均株価は前週1週間で900円近く上昇していたことに加えて、2024年の日経平均39,000円前後は価格帯別売買高が最も膨らんでいる水準であることから、戻り待ちや利益確定の売りに押されやすかったとみられています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが124銘柄、値下がりが96銘柄、変わらずが5銘柄。 日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、リクルートホールディングス〈6098〉、ソニー〈6758〉、コナミ〈9766〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、TDK〈6762〉、第一三共〈4568〉、ZOZO〈3092〉となりました。 また、東証プライム市場の売買高は17億9,700万株、売買代金は3兆8,560.21億円となり、前日と比べて増加。 業種別では、サービス業、空運業、その他製品、金属製品、ガラス・土石製品などが上昇した一方、鉱業、保険業、機械、電気・ガス業、石油・石炭製品などが下落しました。 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がエラン〈6099〉で+78円(+11.66%)の747円、2位がセレス〈3696〉で+310円(+9.94%)の3,430円、3位が大阪ソーダ〈4046〉で+144円(+8.46%)の1,846円となりました。 一方、値下がり下位は、1位がアインホールディングス〈9627〉で-480円(-9.56%)の4,540円、2位が日本駐車場開発〈2353〉で-16円(-7.11%)の209円、3位がシンフォニアテクノロジー〈6507〉で-400円(-6.76%)の5,520円で取引を終えました。 なお、年初来高値を更新したのは48銘柄、年初来安値を更新したのは23銘柄でした。
THE GOLD ONLINE編集部