「ブロッコリーと豚ひき肉のくったり酒蒸し」

栄養士でありフードコーディネーターでもある藤岡操さんが「食堂のおかみ」になりきって提案するレシピ連載。大胆にも、この店のお品書きは「酒蒸し」1本!といっても、具材がや調味料が変われば趣も変わる魔法のレシピ。蒸し器がなくても、フライパンと日本酒や料理酒さえあれば誰でもできるメニューの数々。第32回は「ブロッコリーと豚ひき肉のくったり酒蒸し」です。 【写真】わが家の定番　ブロッコリーの茎ご飯 * * * * * * * ◆本日のメニュー 「ブロッコリーと豚ひき肉のくったり酒蒸し」 最近、話題になっているブロッコリー。 農林水産省が定める、消費量が多く国民生活に重要な「指定野菜」に、ブロッコリーが追加されることが決定したという発表があったからです。 「国民生活に重要な」って、ちょっとわかりづらいですよね。 要は、「栄養価が高く、日々の健康のためにおすすめ」ということ。 ブロッコリーは、低糖質でタンパク質やβ-カロテン、ビタミンB群、ビタミンCなどを豊富に含む〈最強の野菜〉と言っても過言ではありません。 ブロッコリーが昇格した「指定野菜（重要な野菜）」とは。なぜ選ばれた?カリフラワーとの違いは?意外と知らないブロッコリーのことを深掘り というわけで、本日のメニューはブロッコリーをモリモリ食べられる酒蒸し。 茹でると水に溶け出してしまう栄養素も、酒蒸しなら逃さず摂れる。 おまけにくったり蒸したブロッコリーは、驚くほど甘くて美味しさも最強クラス! 今回は得意のひき肉ゴロゴロのっけ、 そしてブロッコリーの美味しさを最大限に生かすシンプルな味付けで、 いざ酒蒸し!

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「ブロッコリーと豚ひき肉のくったり酒蒸し」

スタンバイ完了。あとは蓋をして10分蒸すだけです。ひき肉ゴロゴロで食べ応えアップ。肉団子感も楽しめます。

◆「ブロッコリーと豚ひき肉のくったり酒蒸し」の作り方 「ブロッコリーと豚ひき肉のくったり酒蒸し」　 《　材料（作りやすい分量）》 ブロッコリー………………………大1/2個（200～250g） 豚ひき肉……………………………150g 塩……………………………………小さじ1/2 料理酒（食塩ゼロ）………………大さじ3 黒コショウ…………………………適量 《　作り方　》 1）ブロッコリーは小房に分ける（茎は別途使うので取っておく）。 2）フライパンまたは鍋にブロッコリーを入れ、豚ひき肉をスプーンですくい入れ、塩、酒を全体にかける。 3）中火にかけ、フツフツとしてきたら蓋をして弱めの中火で10分蒸し、黒コショウをふる。 ※蓋はきっちり密閉されないのせるだけのタイプでもOK。蓋がない場合はアルミ箔をしっかりとかぶせてください。