第93回選抜高校野球 組み合わせ抽選 智弁学園-大阪桐蔭/天理-宮崎商 /奈良
<センバツ2021> 3月19日に開幕する第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の組み合わせ抽選会が23日、オンラインで開催され、智弁学園の山下陽輔主将(2年)と天理の内山陽斗主将(同)が出席した。2年連続14回目選出の智弁学園は大会第4日の第2試合(午前11時40分開始予定)で大阪桐蔭(大阪)と、2年連続25回目選出の天理は大会第2日の第1試合(午前9時開始予定)で宮崎商(宮崎)とそれぞれ対戦する。【林みづき、広瀬晃子】 ◆大阪桐蔭 ◇投打盤石、機動力に特色 野球部創部は1988年。甲子園初出場は91年のセンバツで春3回、夏5回の優勝を誇る。OBに中田翔選手(日本ハム)や岡田雅利選手(西武)、藤原恭大選手(ロッテ)ら。昨秋の近畿地区大会は決勝で智弁学園(奈良)と対戦して準優勝だった。今季は投打に技量が高く、足を絡めた攻撃が特徴。エースの松浦慶斗投手を軸に右腕の関戸康介、竹中勇登両投手らが中継ぎで控える。打線は主将で4番の池田陵真選手を中心に切れ目がない。 ◆宮崎商 ◇春出場は52年ぶり 宮崎市中心部にある1919年創立の県立校。野球部は同年に創部され、63~69年に春夏5回出場し、64年夏4強。52年ぶり3回目となるセンバツは未勝利。昨秋の県予選は準決勝、決勝いずれも6点差をひっくり返して優勝した。バッテリー中心にリズムを作り、上位から下位まで切れ目ない打線は大量得点も。エース日高投手、主砲の中村、西原両選手らが鍵を握る。OBに元広島、阪急の水谷実雄さん、元近鉄の小川亨さんら。