【会見全文】(下)タカタのエアバッグ問題で高田会長が初めて会見
Q:原因が確定した場合、タカタに責任はあるのか?
司会者:すいません、1人1問でよろしくお願いいたします。では次に、白いワイシャツの、こちらの4列目の男性の方、お願いいたします。 質問者(14):日本経済新聞のオクといいます。原因と責任のところの話なんですけれども、引き当てをまだβ案件で積んでないものについては原因が分からないからというふうになってますが、一方でフラウンホーファーや御社の解析で、高温多湿という特殊な環境で継続的に長期間さらされていることが示唆されていると、先ほどご説明ありました。もしこれが原因と確定した場合は、タカタさんに責任があるやなしや、どちらなんでしょうか。そしてもし責任が御社に、理由にかかわらず、タカタさんが100%原因でしたとなった場合、最大引き当てなきゃいけない金額はいくらでしょうか。 高田:すいません。今、ご案内がありました、先ほどわれわれの説明の中にフラウンホーファーからのこういうようなことが考えられるということが言われておりますけども、大変申し訳ありませんけど、今現在でそれが、仮定の話になってしまいますので、申し訳ないんですけども、それについてはコメントを差し控えさせていただきたいと思います。 同様に今現在、これはわれわれの台数も、生産数量ベースですとか実際にお車で使われているベースとか、いろいろな数量がございます。また現存しているお車の数の話ですとか、その他、まだこれからいろいろ解析していかなきゃいけない話もございますので、今のところ申し訳ありませんけど、さっき野村からも説明ありましたように。それと今後の解析内容によってどういうような責任の内容になるのかにつきましても、申し訳ありませんけども差し控えさせていただきたいと思います。 質問者(14):コメントができないということは、責任はゼロではないというふうにお考えになっているという理解でいいですか。 高田:いや、そういうことは一切申しておりません。今のところ、どのようにもお答えすることは非常に難しいということを申し上げております。