角田裕毅「ダンケシェーンって感じ…アマチュアみたいなミス」イタリアGPで”捨て身の激突”ヒュルケンベルグを糾弾|WEDNESDAY F1 TIME
第16戦イタリアGPを終えたVCARBの角田裕毅が、レース序盤でリタイアとなってしまったモンツァの出来事について語っている。 【動画】「ダンケシェーン って感じですね」角田裕毅本人がイタリアGPリタイアの原因となったワンシーンを解説 イタリアGP決勝では5周目のターン1、角田の後方にいたニコ・ヒュルケンベルグがかなり距離がある中、イン側を狙った。だがオーバースピードでもあったため、ヒュルケンベルグはターン1で止まれずにブレーキをロックさせ、そのまま角田のクルマに激突。角田のマシンはカウルとフロアの右側に大きなダメージを負い、レース続行不可となってしまった。 角田は『DAZN』の『WEDNESDAY F1 TIME #26』にリモート出演し、この一件について語っている。インタビュアーは番組MC、F1中継で実況を担当するサッシャ氏が務めた。ハースの37歳ドイツ人ベテランドライバーが文字通り“捨て身”のアタックを行ったことに呆れ顔で「もうダンケシェーン(ドイツ語でありがとう)って感じです」と映像を見ながら角田は述べている。 「(5周目のターン1で)ちょっと前が詰まってしまって……。そうですね。ここは(ヒュルケンベルグに)やられて終わりました」
サッシャ氏は自身が日本とドイツのハーフということもあり“ごめんなさい。ドイツを代表して謝ります”と語ると、角田は冗談交じりに「ドイツ語で(ヒュルケンベルグに)悪口を言っといてください」と返答している。 今回のレースについてサッシャ氏が“ぶつけられましたけど、リタイアは悔しかったですね。ハードタイヤスタートで戦略も上位勢とは違ったので、どうなっていくのか楽しみだったんですけど”と尋ねると、角田は率直にモンツァでの一戦をこう回顧した。 「スタートも悪くなかったですし、レース的にも他のクルマがアップダウンのある中で、ポイントは難しいだろうけど、わからないレースではあった」 「ポイントの可能性がないわけではなかったので(リタイアは)残念ですね」
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