【専門家&体験談あり】奨学金とはどんな制度?主な制度5つ&「返せない…」を避けるために絶対チェックすべき点とは?
奨学金を借りる時の注意点
【入学金としては利用できない】 奨学金は、入学金として利用できないものがとても多いです。 奨学金によっては、初年度に入学金を上乗せして支給するものもありますが、入学前に振り込まれるわけではありません。 そのため、入学金は別途準備する必要があります。 【借りている間は成績に注意が必要】 奨学生として採用されたとしても、成績不振になると奨学金が停止されたり、打ち切られたりすることがあります。 特に日本学生支援機構の奨学金は、給付型・貸与型にかかわらず、奨学生としての適格性が採用後も確認されます。 せっかく採用された奨学金です。成績を落とさないよう、日頃から勉学に励んでほしいですね。
奨学金を利用している大学生の体験談
最後に、実際に奨学金を利用している大学生の体験談を紹介します。 早稲田大 R・Y先輩 大学の給付型奨学金を受けています。奨学金は、本当に情報戦です。入学前から受付もあり、数十万円もらえることもあります。知らないと損するので、自分で調べることをおすすめします。 宮城教育大 F・K先輩 JASSOの奨学金(給付型、貸与型)を利用しています。返せる額などを保護者としっかり検討してきめたほうがいいと思います。 新潟県立大 R・F先輩 JASSOの奨学金の貸与型を利用していて、実家暮らしですが、家から学校までが遠いので交通費が結構かかります。自分でアルバイトをしながら資格なども取りつつ充実した大学生活が送れています。借りる値段はほんとうに必要な金額なのかをよく考えて借りた方が、後から自分が苦労しないと思います。 奨学金には申し込み期日があるため、いかに早く情報をキャッチし行動するかが大切です。希望する進路は「国公立大学か私立大学か」「自宅通学か下宿か」など、さまざまなパターンでシミュレーションし、必要な奨学金の支給額を決めておくとスムーズに申し込みができます。 貸与型の奨学金は、大学や専門学校の卒業後に返す必要があることも、保護者のかたとお子さまとで話し合っておきましょう。 ※2024年5月に行った進研ゼミ受講経験のある大学生向けアンケート(150人回答)に寄せられた体験談をもとに作成。