【専門家&体験談あり】奨学金とはどんな制度?主な制度5つ&「返せない…」を避けるために絶対チェックすべき点とは?
【4:地方公共団体による奨学金】 地方公共団体が実施している奨学金制度にも、「給付型」「貸与型」それぞれあります。 申し込み資格として、学生の保護者等がその自治体に住んでいることを条件の一つとしているケースが多いです。 無利子の貸与型奨学金制度もありますが、こちらも保護者がその自治体在住である必要があります。自治体によっては連帯保証人が必要で、連帯保証人にも住所要件が適用される場合があります。 自治体によって内容はさまざまなので、以下のページからお住まいの自治体の奨学金制度を調べてみてください。 >>大学・地方公共団体等が行う奨学金制度(JASSO)
【5:専門学校独自の奨学金制度】 専門学校にも、奨学金制度を実施している学校は数多くあります。 入学金や授業料の減免、学生寮の寮費が支給される奨学金、なかにはマンションの仲介手数料を奨学金として給付するなどユニークなものもあります。 その他、一定の資格取得などで奨学金の給付があったり、奨学金を受けるために面接や論文試験に合格する必要があったりと、家計基準より学業を重視する傾向が強いのが特徴です。
奨学金を申し込みたい! いつから何をすればいい?
「もらう=給付型」「借りる=貸与型」、それぞれ申し込む時期によって予約採用と在学採用があります。 ・予約採用…大学や専門学校などに進学する前に申し込む ・在学採用…進学してから申し込む 予約採用は、高校3年生の春(4~5月)に募集を開始し、秋~冬(10~11月)にかけて奨学金の採用結果がわかります。 まずは高校3年生になったらすぐ、学校の先生に奨学金のことを確認しましょう。保護者のかたは、お子さまに「学校で奨学金のお知らせがあったら教えてね!」との声かけをしておくのがおすすめです。 「予約採用で採用されなかった」 「予約採用を申し込まなかったけれど、あとから申し込みたい」 と思ったら、進学先の大学や専門学校でも在学採用を申し込むことができます。 在学採用の場合にすることは、 ・入学する前:大学・専門学校などのホームページをチェックして、奨学金の制度を事前に確認する ・入学後:お子さまに進学先の奨学課に行ってもらう。または、構内の掲示板をまめにチェックしてもらう 「申し込み期間が終わっていた」ということのないように、奨学金の情報はいち早く得るようにしましょう。