「本当に情けない」ソトの史上最高契約にヤ軍ファンが怒り心頭 ユニフォームを燃やす動画に批判の声も「だから移籍したんだ」
球界全体が熱視線を送った“狂騒曲”が終わりを迎えた。 現地時間12月8日、今オフにヤンキースからFAとなっていたフアン・ソトがメッツと後払いなしの15年総額7億6500万ドル(約1147億5000万円)で契約合意。ヤンキースやレッドソックス、ドジャース、ブルージェイズが本腰を入れていた争奪戦に終止符が打たれた。 【動画】メッツ移籍で怒りの行動 ヤンキース・ファンのソトのユニフォーム炎上シーン エスカレーター条項(設定された条件を満たすことで年俸が増える仕組み)を含めると最大8億ドルに達する可能性もあるというプロスポーツ史上最高額でメッツ入りを決めたソト。この26歳の決断に球界は大いに沸き返っている。一方でショックを隠し切れないのが、ヤンキースのファンたちだ。 昨オフにトレードでパドレスからヤンキースに加わったソトは、24年シーズンに打率.288、41本塁打、109打点、出塁率.419、OPS.988のハイアベレージを記録。チームの15年ぶりのワールドシリーズ進出に貢献していた。 来季の世界一に向けて必要不可欠なピースだった。ゆえに16年総額7億6000万ドル(約1140億円)の高額オファーを提示した球団はもちろん、熱心なファンたちは残留を望んだ。がしかし、結果は失敗。あろうことか同じニューヨークに拠点を置くメッツが札束攻勢で大型契約を締結させるという“現実”を突きつけられた。 ファンたちの反応はさまざまだが、ソトへの怒りを滲ませる者たちは少なくない。米野球専門メディア『Jomboy Media』はXで、ソトのユニフォームを道端で燃やす動画を公開したヤンキース・ファンの投稿を「彼らは不機嫌だ」と拡散。これには「本当に情けない」「彼はワールドシリーズ進出に貢献しただろ」「ヤンキースに残りたがらない理由だ」「これは酷い。だから移籍したんだ」といった否定的な意見が噴出。 一方でユニフォームを燃やす行為が「時期尚早」だとする指摘も殺到。「正直ヤンキースは負けたとは思わないけどな」「15年でソトが不良債権化する可能性もある」「ヤンキースは正しいかもしれない」といったコメントも目立った。 ヤンキースからメッツへの移籍によってハレーションが広まっているソト。彼の契約が正しいのか否かは今後も賛否両論が飛び交いそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]