37歳・織田信成、11年ぶり全日本で4回転着氷！SP84.53点で5位、キスクラでは大号泣【全日本フィギュア】
■全日本フィギュアスケート選手権2024（20日、大阪・東和薬品RACTABドーム） 2010年バンクーバー五輪代表の織田信成（37、大阪スケート倶楽部）が11年ぶりとなる全日本フィギュアに出場。男子シングルのショートプログラム（SP）で4回転トウループを着氷させるなど、84.53点をマークして5位スタートを切った。 この日のショートは最終第5グループの2番滑走。冒頭の4回転－3回転の連続トウループを決めると、さっそく会場に大歓声が響き渡った。SP曲『マツケンサンバII』の軽快な曲調に乗り、トリプルアクセル、後半の3回転ルッツを着氷し、アップテンポのサンバのリズムに合わせたステップとスピンで観客を沸かせた。 演技後はガッツポーズをみせ、キスアンドクライでは堪えていた涙が溢れ出て、客席でも涙するファンの姿がみられた。 織田は2013年に現役を引退したが、2022年秋に競技復帰。今季限りで2回目の現役引退を表明している織田は、前日の練習後に「結果がどうであれ最高の笑顔で終りたい」と話し、息子とのエピソードでは堪えていた涙があふれるなど、並々ならぬ思いで今大会に臨んでいた。 【男子ショート結果】 1）鍵山優真 92.05点 2）中田璃士 90.31点 3）友野一希 89.72点 4）三浦佳生 88.87点 5）織田信成 84.53点
