エンゼルスからFAのサンドバル、レッドソックスと2年28・5億円合意 米記者伝える 大谷翔平の元同僚 6月の対戦後に左肘靭帯断裂
エンゼルスからFAになったパトリック・サンドバル投手がレッドソックスと2年1825万ドル(約28億5000万円)で合意した、と20日(日本時間21日)、米スポーツ専門局ESPNのジェフ・パッサン記者が自身のXで伝えた。 サンドバルは15年ドラフト11巡目でアストロズ入団。18年7月に捕手マルドナドとのトレードでエンゼルスへ移籍し、翌年にメジャーデビューを果たした。22年から先発ローテーションに定着し、23年3月のWBCではメキシコ代表のエースとして準決勝の日本戦で好投した。レギュラーシーズンは13敗を喫したが、自己最多の7勝をマークし、今季の飛躍が期待されていた。 しかし、6月21日のドジャース戦で三回に大谷翔平選手に四球を与えた直後に左肘を負傷。その後、靭帯損傷が見つかり、シーズン絶望となる手術を受けた。 11月に球団からノンテンダー(来季契約を提示しない)を通達され、FAに。来季はリハビリのため、シーズン全休の可能性が高く、今後の動向が注目されていたが、レッドソックスから高い評価を受け、2年の契約を保証された。