【ロッテ】球団本部長「日本代表でもありながら、ロッテの代表。世界で頑張ってほしい」一問一答
ロッテは9日、佐々木朗希投手(23)のポスティングによるメジャー挑戦を容認し、移籍に向けた手続きを開始すると発表した。 松本尚樹球団本部長がZOZOマリンスタジアムで取材に応じた。主な一問一答は以下の通り。 ◇ ◇ ◇ -佐々木のポスティング移籍を容認。理由は ずっと以前から言っていたように、入団当初から毎年その都度いろいろ話してきまして、今年で(入団から)5年ということで、いろんな話を総合的に判断して。今年容認しました。 -交渉ではどんな話を 毎年思いは一緒なんですけど、とにかく早く(米国へ)行って勝負したいと。若い年齢で勝負したいとはずっと入団当初から言っていましたので、そういう話しをずっとやってきた。最終的には総合的にこちらも判断して、今年容認しました。 -現状ではマイナー契約しかできず、譲渡金も少ない。球団のメリットは少ない そこは意識せずに本人とずっと話してきましたので、それは別として本人の思いの強さなどを最終的に判断して容認した形ですね。 -入団時の早い段階でメジャー移籍を容認する約束があったのか これは実際、本当にないですね。毎年、その都度話してきましたんで、そういうことですね。 -佐々木への期待の高さを考えると、現段階での米移籍はファンの理解を得がたいのでは そうですね。戦力的には痛いですけど、ただ、本当に本人の強い思い、それを僕自身5年間、聞いてきましたので。最終的には、その(本人の)思いを持って判断しました。 -球団として夢を応援する そうですね。日本代表でもありながら、ロッテの代表でもありますので、世界で頑張ってほしいですね。 -総合的な判断をする上で今季成績のボーダーラインがあった 全くないですね。全くなく、本当に5年間の話の内容、全てを考えて判断したという感じです。細かいこと言うといっぱいあるんですけど、それはもう言い出すときりがないので、とにかく総合的に判断しました。 -25歳で行くのが一般的。有望な選手が23歳でポスティングを利用して米移籍する1つの前例ができる そういうのもあるんですけど、5年というのはまったく決めていなかった。本当に1年1年、しっかりと彼の思いとか、しっかりと自分自身(の思い)を持って話をしていたので、こうなったら背中を押してあげたいという思いです。 -今年1月のオフの段階で行きたいという話はあった 本人は1日でも早くという、若い時に行きたいという話だったので、その思いが年々強くなっていったという話だった。また今年もその思いが強くなったということですね。 -シーズン後は何回ぐらい話した 代理人、本人を含めしっかり話しました、複数回。 -チームにとっては戦力的にダウン そこの準備はしっかりしていますので、その辺も含め決まりましたら、補強が決まりましたら、みなさんに報告させていただきます。準備はしっかりしていますので大丈夫です。