1000馬力以上!V12PHEVの「ランボルギーニ レヴエルト」を徹底テスト&レポート!
最初の驚きはクルマへのエントリーで、「アヴェンタドール」よりも簡単だ。もちろん、シザードアは「アヴェンタドール」のトレードマークであり、最高級V12モデルのトレードマークでもある。 インテリアはモダンだ。例えば、12.3インチのデジタル計器のディスプレイは簡素化され、読みやすくなっている。「レヴエルト」は、ランボが言うところの「コネクテッド」な初のV12ランボだ。 センターコンソールの縦型8.4インチディスプレイは新しいHMIの一部で、光速で反応する。さらに、コンテンツを1つのスクリーンからもう1つのスクリーンにスワイプするだけで移動できるようになった。真新しいのは、助手席用の9.1インチディスプレイだ。 もうひとつの新機能は、アマゾンアレクサが統合され、音声操作で車の機能をコントロールできるようになったことだ。この車両クラスでは当たり前の機能ではない。
身長1.85メートル以上の人でも快適に座れる
ディスプレイとコネクティビティ – すべてが優れているが、スーパースポーツカーでは重要ではない。決定的なのは、ランボルギーニが顧客の声に耳を傾け、何よりもコックピットにより広いスペースを求めたことだ。ランボルギーニはまさにそれを実現したのだ。 身長1.85メートルを超える人でも、「レヴエルト」には快適に座ることができる。「アヴェンタドール」と比較すると、ヘッドルームは26mm、レッグルームは84mmも広くなっている。また、収納スペースも増え、荷物はシートの後ろに収納できる。
4つのダイヤルを備えたステアリングホイール
レーシングカー、「エッセンツァSCV12」にインスパイアされた新しいステアリングホイールは、タッチパネルを一切排除している。その代わりに、触覚的に美しい4つのロータリースイッチを備えている。これらは、ドライビングモード、リフト、ハイブリッド、スポイラーの設定を調整するために使用される。「レヴエルト」では、4つの走行モード(Città、Strada、Sport、Corsa)と3つのハイブリッド設定があり、13通りの組み合わせが可能だ。