1000馬力以上!V12PHEVの「ランボルギーニ レヴエルト」を徹底テスト&レポート!
ランボルギーニ レヴエルト(Lamborghini Revuelto): アヴェンタドールの後継モデルはランボルギーニ初の電動化モデルで、V12を搭載のシステム出力は1000馬力以上!
V12万歳!ランボルギーニは、創業60周年に合わせ、新しいフラッグシップモデルを発表した。その名は「レヴエルト」!デザイン: 壮観!テクノロジー: 非常に複雑! 1000馬力以上!V12PHEVの「ランボルギーニ レヴエルト」を徹底テスト&レポート!
12年間、数え切れないほどのバージョン、スペシャルモデル、スモールシリーズ、ワンオフモデルを生み出してきた「ランボルギーニ アヴェンタドール」は、2022年に引退した。イタリア人は、その核心に忠実でありながら、後継モデルである「レヴエルト」で新しい時代を切り開いた。
2030年までに排出量を80%削減
どういう意味か?ランボルギーニのようなブランドでさえ、ますます厳しくなる排出ガス規制をクリアしなければならないのだ。2025年までに排出量を50パーセント、2030年までに80パーセント削減するのだ。 すでに2024年に発表される「ウラカン」の後継モデルでは、全て電動化されることになっており、純粋な電気自動車モデルも作られることも以前から決定している。しかし、高回転型自然吸気エンジンの時代は終わったと考えている人は、ランボルギーニをよく知らない人だ。
PHEVではなくHPEV
新型「レヴエルト」は、書類上はプラグインハイブリッド車であり、純粋に電気だけで走ることもできるが、実質的にはエコカーとは何の関係もない。ランボルギーニもそれを知っているからこそ、PHEVではなくHPEV(High Performance EV=高性能電気自動車)とイタリア人一流のジョーク(皮肉)を言うのだ。
2026年末まで完売
最初の幸運な顧客の車両は、2023年最終四半期に納車された。「レヴエルト」はすでに2024年から2026年まで完売している。生産能力がフルに活用され次第、1日あたり7台の「レヴエルト」が生産される予定だ。ちなみに、新しい最高級V12モデルは、工場の最も古い部分で生産される。ここは、「ミウラ」と「カウンタック」が手作業で製造された場所でもある。
50万ユーロ(約8,500万円)以上のベース価格
レヴエルトのベース価格は50万2,180ユーロ(約8,537万円)で、限定モデルの「アヴェンタドールSVJ」よりも高い。平均10万ユーロ(約1,700万円)のカスタマイズオプションが上乗せされるからだ。それもそのはず、エクステリアカラーは400色以上、インテリアカラーは70色以上にも及ぶ。