節約のため大手キャリアから「格安SIM」へ変更しようと思います。電波基地局は大手キャリアと同じなのにどうして格安SIMのほうが安いのですか?
格安SIMのメリット・デメリット
格安SIMは料金が安いため、携帯料金の節約に大きなメリットがあります。しかし、その一方で通信の質などに不安を抱く人もいるかもしれません。そこで本項では、格安SIMのメリットとデメリットをまとめました。 ■格安SIMのメリット 格安SIMには、以下のメリットがあります。 ●月額利用料金が大手通信事業者より大幅に安くなることが多い ●シンプルで分かりやすい料金プランを提供している ●乗り換えで大きな特典が提供されることが多い ●データ通信をあまり使わない人ほどお得になる ●「しばり」の期間が短く自動更新ではないことが多い ●利用中の端末がそのまま使える可能性がある ●利用中の電話番号がそのまま使える可能性がある 大手キャリアを利用する場合は、データ通信をあまり使わない人ほど利用頻度に比べて高い料金となることが多くなります。そのような人ほど、格安SIMはお得になる可能性が高くなります。 ■格安SIMのデメリット 格安SIMには、以下のデメリットがあります。 ●通信速度の安定性が大手通信事業者より劣る場合がある(動画再生や大容量ファイルの送信など) ●キャリアメールが使えない ●問題があったとき店舗で相談できない(無店舗業者の場合) ●自分で初期設定をしなければならないケースが多い ●LINEのID検索ができないなど一部の機能に制限がある 格安SIMにもデメリットはありますが、理解をして使用すればそれほど大きなデメリットにはなりません。特に利用頻度が低い人ほど、デメリットよりもメリットが大きいといえるでしょう。
格安SIMはお得だがデメリットを知ったうえで検討しよう
格安SIMは、携帯料金を大きく節約できるサービスのひとつです。大手キャリアから基地局などを借りているため、安いサービスを提供できます。 ただし、大手キャリアで利用できたサービスが使えないといったデメリットもあるため、注意が必要です。料金が安いというだけで乗り換えるのではなく、事前にデメリットも調べたうえで乗り換えすることが大切です。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部