「センスと才能の塊」10歳の長女が作った〝520枚〟コマ撮り動画に20万いいね! 父親も「感動」
粘土ケースのフタが開き、〝ちいさな人〟が登場してーー。10歳の女の子が作ったクレイアニメーションが、SNSで「センスと才能の塊」「何度でもみていられる」と話題です。1200万回以上再生され、多くの人を魅了しています。動画を投稿した父親(39)に話を聞きました。(withnews編集部・河原夏季) 【画像】10歳が作った「520コマ」の粘土アニメーション 「将来有望では?」SNS絶賛
「見ててわくわく!」いいね20万超
話題になったのは、までたけさん(@madetake)=神奈川県在住=がX(旧Twitter)に投稿した24秒の動画です。 <《図工の授業でコマ撮りアニメを習ってきた娘が、昨日黙々と作ってた作品が凄くて感動してしまった》――までたけさん(@madetake)の投稿より> 動画は粘土のキャラクターを被写体として、一コマ一コマ撮影されたクレイアニメーションです。 粘土から生まれた〝ちいさな人〟が、自ら「つまようじ」を使って顔を整えるといった細かいしぐさや表情に、「細部までかわいすぎる」「なんとハートウォーミング」「見ててわくわくした!」「こういうのコツコツ作れるって凄い」というコメントが寄せられました。「いいね」は20万を超えています。
1時間半で作った24秒動画
クレイアニメーションは、までたけさんの小学5年生の長女(10)がひとりで作りました。 ゴールデンウィーク直前にあった図工の授業で、コマ撮りアニメを学んだ長女。身の回りにある本来は動かない〝もの〟を、コマ撮り用のアプリを使って動かす楽しさにハマりました。 「家でもやってみたい」とタブレットにアプリをインストールし、消しゴムが動いたり、鉛筆が浮いたりするアニメを作って遊んでいたそうです。 5月3日、友だちと遊んで帰ってきたあと、入浴まで時間があったため、コマ撮りで遊んでいました。 遊ぶ中で「粘土だったら動かしやすいかも」とひらめき、幼稚園のころから使っている粘土を取り出してきたといいます。 アニメーションの制作時間は1時間半ほど。動かしては撮り、動かしては撮るのくり返しで、全部で520コマ撮りました。 ただ、はじめからストーリーを決めていたわけではなく「粘土を動かす」ところから発想を広げていったそうです。「近くにつまようじがあったからそれで目を書こう」とどんどん新たな動きを採り入れ、黙々と取り組んでいました。 までたけさんは夜寝る前、長女に「こんなの作ったんだよ」とタブレットで動画を見せられました。 「え!ひとりでやったの!?すごくない!?」と、心の底から驚くまでたけさんに対し、長女は「ただ作っただけだよ」とケロッとしていたそうです。 までたけさんは感動のあまり、アニメーターの友人に「親バカだけど本当にすごいと思う」と動画を送りました。友人も「すごいね!動きが細かい!」と大絶賛でした。 「友人や知人にも見てもらえたら」と翌日Xに投稿すると、予想を超える反響が寄せられました。