小野達哉がイン速攻で有終の美を飾る/ボートレース住之江
ボートレース住之江の「スポニチ杯争奪 第58回住之江選手権競走」は29日に優勝戦が行われた。 スタート展示は枠なりの3対3だったが、本番は6号艇・宮下元胤がピット離れで勢い良く飛び出すと、5号艇・入海馨を抑えて5コースを確保。並びは123カド465となった。 1号艇・小野達哉はコンマ18の5番手スタートだったが、強力に伸び返して難なく1Mを先制。ターン後も一気に加速して、アッという間にリードを広げた。2コースから差した2号艇・江夏満と、外を回した3号艇・尾上雅也の次位争いは、2周1Mで握って回った尾上が江夏を抑え込んで競り勝ち。3連単1-3-2は920円(4番人気)の決着となった。 小野は今年3回目、通算12回目、当地では3回目のV。2023年12月に続いて2年連続で当地最終シリーズで優勝した。レース後のウィニングランではスタンドで見守ったファンに何度も頭を下げ、声援には手を振って応えた。来年は2月に三国で開催される近畿地区選、3月尼崎周年記念に出場を予定しており、そこでも活躍が期待される。
マクール