「ヤマップ」に連動!登山好きのための「山歩(さんぽ)保険」誕生
「ヤマップ」に連動!登山好きのための「山歩(さんぽ)保険」誕生
登山地図GPSアプリ「ヤマップ」ユーザーのための新しい登山保険が誕生した。これは、アプリと連動しているのはもちろん、保険料は歩いた距離に応じて決まるというユニークなもの。12月11日に提供開始されたばかりの、アウトドア好きには気になる保険だ。 文◉PEAKS編集部。
おなじみ「ヤマップ」アプリに連動して自動計測
「山歩(さんぽ)保険」は、ヤマップのグループ会社、ヤマップネイチャランス損害保険が12月11日から販売を開始。ヤマップアプリと連動して歩行距離を計測し、その距離に応じて保険料が変動するという、「テレマティクス保険」だ。 テレマティクス保険とは、IoTデバイスなどから取得した運転データを分析し、そのデータに基づいて保険料を算出する仕組みのこと。主に自動車保険業界で普及が進んでいるが、「歩行距離データと連動して保険料が決まる」という保険商品は世界初(※1)となる。 ※1:ネイチャランス損保調べ。 前述のとおり、「山歩保険」の大きな特徴は、ヤマップが活動中の歩行距離を自動で計測し、1年間の歩行距離に基づいて保険料が決定されること。登山前に地図をダウンロードしておき、登山口で「活動開始」を押す。下山して「活動終了」を押すと、活動中の距離が計測される。 たとえば、年間の歩行距離が100km程度の場合、追加保険料は570円程度(基本保険料は固定で、保険料の合計は3、370円程度)。保険料合計は最大でも年間5、350円程度と、リーズナブルな設定となっている。 1年間に1回以上登山やハイキングに行ったヤマップユーザーの年間歩行距離の平均は156km(2023年)なので、この保険なら、登山頻度の低い人でも従来よりも低コストで保険に加入できるし、たくさん登る人でも保険料が年間5、350円を超えることはない。 申し込みも簡単で、スマートフォンだけで最短5分で加入できる。登山当日の加入も可能だ。
遭難やケガだけでなく、雪山登山やクライミングも補償
「山歩保険」は、登山中の基本となる遭難やケガなどに対する補償はもちろん、下記のように雪山登山やクライミングもしっかり補償してくれる。 登山中のケガや遭難救助費用の補償に特化することで、そのぶん保険料を抑えているという、山好きには頼れる保険となっている。万一の遭難時には、同じ日に同じ山に登っていたヤマップユーザーへ連絡し、目撃した人がいないか情報を募って捜索に活用してくれるのも、ヤマップグループの保険ならではのサービスで心強い。
「山歩保険」発売を記念したキャンペーンを実施中
発売を記念し、2025年1月31日までの期間限定で特別キャンペーンも実施中だ。「山歩保険」およびヤマップのアップグレード版サービス「ヤマッププレミアム」の新規加入者を対象に、「ヤマッププレミアム」料金(4、680円相当)が6か月無料になる。 より安心・安全な山歩きを楽しむために、保険はしっかり選んで必ず加入しておきたいもの。既に登山保険には加入済みだという人も、補償内容を今一度確認し、「山歩保険」も選択肢のひとつとして検討してみるといいだろう。 「山歩保険」の詳細はこちら。 文◉PEAKS編集部
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