北海道の1か月予報 来週末は10月並みの寒さの所も 気温変化の大きな1か月に
向こう1か月の北海道は、暖かい空気に覆われやすいため、気温は期間を通すと平年並か高い傾向になりそうですが、9月末は一時的に寒気が強まり、平年を下回る気温となる所が多くなりそうです。秋のお彼岸の頃には、最高気温が20度に届かず、10月並みの寒さとなる所もあるでしょう。気温の変動が大きな1か月となりそうです。
1週目(9月14日~20日) 引き続き高めの気温に
この期間の道内は、天気は数日の周期で変わり、気温は日本海側や太平洋側で平年より高く、オホーツク海側も平年並みか高い見込みです。30度を超えるような暑さとなる所は少ないですが、内陸を中心に25度以上の夏日となる所はありそうです。朝晩は空気のひんやりとする日が北海道では増えてきましたが、日中は半袖でも過ごせる日がまだまだあるでしょう。
2週目(9月21日~27日) 10月並みの寒さとなる所も
この期間の道内は、天気は数日の周期で変わり、気温は日本海側やオホーツク海側で平年より低く、太平洋側も平年並みか低い見込みです。21日土曜日の最高気温は、道北の旭川で16度と10月中旬並みの気温となるでしょう。また、オホーツク海側の網走は19度と、日本海側やオホーツク海側を中心に20度に届かない見込みです。秋のお彼岸の期間中、道内では気温の変化が大きくなりそうですので、お墓参りや観光などで秋のお彼岸の期間中、道内で過ごす予定のある方は、日中も長袖が必要になりそうです。
3~4週目(9月28日~10月11日) 今年も夏日がありそう
この期間の道内は、天気は数日の周期で変わり、気温は太平洋側で平年より高く、日本海側やオホーツク海側も平年並みか高い見込みです。2000年以降、道内でも10月に25度以上の気温が観測されることが増えてきています。今年も、10月に季節外れの暖かさとなる日が道内でもありそうです。
日本気象協会 北海道支社 森 和也