転倒のシフリン 今季のレース復帰は不透明に
【AFP=時事】先月30日に行われた24-25アルペンスキーW杯の女子大回転第2戦で激しく転倒したミカエラ・シフリン(米国)が、インタビューの中で今季はレースに復帰できない可能性を示唆した。 【写真】転倒後に搬送されるミカエラ・シフリン シフリンはW杯通算100勝目を狙う中で米バーモント州キリントンでの大会に臨んだが、激しく転倒して腹部に刺し傷を負い、戦線を離脱している。 専門メディアSki Racingに対してシフリンは、「すべてが完璧に進んで、排膿がすべてできたら今シーズンは可能だと思っている。これからの数週間、数か月でどれだけ改善できるかにかかっている」と述べた。 当初、このけがは長期的でも深刻でもないと考えられたが、先週傷の洗浄のために手術を受けた後、腹斜筋に深い刺し傷があることが判明した。 シフリンは「筋肉外傷を伴う深い刺し傷」だったと述べ、「本当に運が良かったのは、たぶん大腸から1ミリくらいの距離だった」ことだと明かした。 また、「大回転のターンやスラロームのターンの力」を考えると、「筋肉がどれだけ耐えられるか分からない。数週間様子を見ていく」と付け加えた。【翻訳編集】 AFPBB News