50代の会社員、定年後は「ポルシェ タイカン」を自分へのご褒美に購入したいです。退職金と貯金で「2000万円」になる予定ですが、老後のためにはやめるべきでしょうか…?
ポルシェ「タイカン」を購入するなら老後資金不足を解消する方法を考えよう
新車のタイカンを購入すると老後資金に不足が生じる場合、「老後資金を残しながらタイカンに乗る方法」を検討しましょう。 ●中古車を購入する ●レンタカーやカーリースを利用する ●定年後の再雇用や資産運用で老後の貯金を増やす 新車にこだわらず、中古車を購入することで乗り出し費用を安く抑えられる可能性があります。また、一部のレンタカー・リース会社ではタイカンを選んで乗車することも可能です。 料金は一例として「6時間で約4万6000円」と決して安くはありませんが、夢だった車を使って日帰りのドライブを実現できます。 ポルシェは公式でカーリースを提供しており、諸費用まで含めて月々一定の価格でタイカンに乗ることもできるでしょう。 再雇用や資産運用などで、老後に使えるお金を増やすことも有力な選択肢です。例えば60歳で定年を迎えてから再雇用で働き、仮に月3万円を貯金に回すことができれば、65歳までの5年間で180万円も貯金の積み増しが可能です。 また、毎月3万円をNISAの投資信託で資産運用することで、貯金よりも効率的に資産を増やせる可能性があります。年率3%で資産運用ができれば、50歳から65歳までの15年で約680万円まで資産を増やせる計算です。
まとめ
新車でポルシェのタイカンを購入すると1500万円近い金額になります。貯金を使ってしまうと老後の生活費が不足する可能性が高く、購入は慎重に考えるべきでしょう。新車の購入以外に中古車やカーリースで毎月の支出金額を安く抑えたり、再雇用や資産運用で老後資金を効率良く増やしたりすることで、憧れのポルシェを手に入れられる可能性もあります。 出典 日本年金機構 令和6年4月分(6月14日(金曜)支払分)からの年金額 総務省統計局 家計調査報告(家計収支編)2023年(令和5年)平均結果の概要 生命保険文化センター 2022(令和4)年度生活保障に関する調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部