【2歳新馬・東京5R】カザンラクが人気に応えて押し切りV ルメール騎手「これからまだ良くなりそう」
11月9日の東京5R(2歳新馬、芝1800メートル、9頭立て)は、クリストフ・ルメール騎手のカザンラク(牡、美浦・嘉藤貴行厩舎)が単勝オッズ1.9倍の1番人気に応えて快勝。差のない2番手追走から4コーナーを回って先頭に立つと、直線でも力強く末脚を伸ばし、後続を寄せ付けず押し切った。タイムは1分48秒4(良)。 1馬身1/2差の2着にはミルコ・デムーロ騎手のデビューフライト(5番人気)、さらに1/2馬身差の3着に戸崎圭太騎手のオルグジェシダ(2番人気)が続いた。 カザンラクは、父シルバーステート、母は2005年の仏GⅢノネット賞の勝ち馬ヴィアンローズ、母の父Sevres Roseという血統。半兄に今年のGⅡ京都大賞典を制したシュヴァリエローズ(父ディープインパクト)がいる。 ◆C・ルメール騎手(1着 カザンラク)「真面目に走ってくれました。いいスタートを切って、すごく冷静に走っていたし、最後はだんだんと加速してくれました。これからまだ良くなりそう。折り合いはちょうど良かったし、距離はピッタリでした」