Fosi Audio、PFFB技術を採用したモノラルパワーアンプ「V3 Mono」。Makuakeにて先行販売開始
Fosi Audioは、モノラルパワーアンプ「V3 Mono」を、7月16日9時より応援購入サービス「Makuake」にて先行販売する。先行販売期間は8月16日まで。製品の発送は10月末を予定している。 Makuake先行販売は最大35%オフ “早割プラン”4種のうち、本体と電源アダプターが1つずつセットになるのは2種。電源アダプターが48V/5Aの場合は15%オフの18,999円(以下すべて税込)、48V/10Aの場合は20%オフの25,999円となる。ほか、本体やアダプターの個数によって割引率も異なり、最大である35%オフの“Makuake割プラン”は本体2台と48V/5A電源アダプター1基のセット。先着10名限定で、価格は32,999円となる。 Fosi Audioは、2017年に中国の深センで設立されたオーディオブランド。HiFiオーディオ製品の開発、製造、販売に取り組んでおり、その製品ラインナップはオーディオアンプ、DAC、ヘッドフォンアンプ、スピーカーなど多岐にわたるという。 今回Makuakeで販売されるV3 Monoは、サウンドの純度とシステムの効率を向上させるというPFFB(Post-Filter Feedback)技術を採用したD級パワーアンプ。出力インピーダンスを効果的に低減し、ダンピング係数を高めることで、よりタイトで正確なスピーカー応答を実現したとする。 定格出力は240W@4Ωで、周波数応答は10Hz - 30kHz、S/Nは123dB。チップは米Texas Instruments社製「TPA3255」を搭載した。オペアンプはデュアルディスクリート構造を採用したほか、交換可能な設計を取り入れた。 背面にはXLRバランス/RCAアンバランス入力端子をそれぞれ1系統ずつ揃える。前面に配置されたトグルで入力切り替えが可能となっている。また、RCA入力は25dBもしくは31dBからゲインを選択できるディップスイッチを搭載。これにより、歪みや過負荷のリスクを抑制し、オーディオの明瞭性を高めるねらいがあるとしている。 筐体はCNC加工されたアルミ合金を採用。部品も同素材で揃え、耐久性を確保した。内部基盤のレイアウトは4層構造とすることで干渉耐性を強化。信号の安定性とオーディオの純度を高め、優れたサウンド出力を実現するという。 本体には放熱設計を施しており、底面および側面から空気循環を強化。効果的な冷却をおこなうことで一貫して安定した音質を確保したとアピールしている。外形寸法は107W×41H×142Dmm。
編集部:松原ひな子