【九州場所】豊昇龍 V争い首位堅守も油断なし…体のケアも万全「ビリビリする」とニヤリ
大関初Vへ油断なしだ。大相撲九州場所9日目(18日、福岡国際センター)、大関豊昇龍(25=立浪)が幕内美ノ海(31=木瀬)を上手投げで退け、8勝目(1敗)を挙げた。 初顔の相手を一蹴した取組後は「集中していたから良かったと思います。しっかり集中して、いい感じで相撲を取りたいという気持ちで土俵に上がりました」と大関の貫禄を漂わせた。 9日目の勝ち越しは大関昇進後の最速で、優勝争いでも首位を堅守した。豊昇龍は「9日目に勝ち越したのは、前(大関昇進前)に何回もある。優勝争いでトップ? それも意識しないようにしている。一日一番、しっかり取っていきたい」。星勘定には目もくれず、その日の相撲に集中する構えだ。 場所前には電気治療の器具を購入するなど、体のケアも抜かりはない。大関は「ビリビリする」と笑顔を見せていた。
東スポWEB