住んでわかった「後悔した窓」。掃除が大変、服が日に焼ける、夜眠れない…
寝室の窓はハニカムシェードを閉め忘れると夜眠れない
主寝室には西と北に窓があります。そのため西日を考慮し、遮光のハニカムシェードを採用。夜勤あけの筆者が仮眠しているときも、まぶしさを感じずに眠れます。 しかし夏にハニカムシェードを閉め忘れると、西日で室温が一気に上がるため、夜は眠れないような室温になります。
クローゼットには、窓をつけない方がよかった
ほかに西日で困っている場所があります。それはクローゼットです。 ここは子どもがオモチャや、習い事の物など、毎日使うものが収納されています。ですから、頻繁に家族みんなが出入りします。 そのため明るい方がいいと思い、窓を設置しました。この窓は西側にあるので、夏の西日で暑くならないよう、ハニカムシェードもつけています。しかし毎日夕方だけ、ハニカムシェードを閉めに行くのは面倒です。 とはいえ閉めないと、衣類に日が当たり変色する可能性もあります。クローゼットは安易に窓をつけない方が、よかったのかもしれません。 この窓はLDKまで光が入ってくるため、明るさに関しては満足しています。しかし、もう少し小さめの窓にするか、窓をつけずセンサーライトにした方が、よかったと思っています。 窓の大きさや、使う時間帯を考えて適切な方角に窓を設置する。外からの視界も考慮して、外構との関係も考える。窓は考えることが、意外にたくさんあります。 筆者としては、明るくて開放的な部屋をつくれた点には満足。しかし、こまかい失敗が多かったと感じています。
空野しずく