去就注目のA・アーノルド、決断に重要な要素を明かす「一番大事なことは…」
リヴァプールに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが、自身の去就を決断する際に重要な点に言及した。22日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。 現在25歳のA・アーノルドは、6歳からリヴァプールの下部組織に所属し、2016年10月にトップチームデビューを飾った。これまで公式戦通算316試合出場19ゴール83アシストを記録するなど、高い攻撃力を武器としながら数々のタイトル獲得に貢献している。 ユルゲン・クロップ前監督が退任して、アルネ・スロット監督が就任した今シーズンもここまで公式戦6試合出場で2アシストを記録しているA・アーノルドだが、現行契約は2025年6月30日までと今シーズン限りとなっており、レアル・マドリードからの関心が伝えられるなど、去就には大きな注目が集まっている。 そんなA・アーノルドは現状について聞かれると、「僕はいつもクラブのキャプテンになりたいと言ってきた。それが僕の目標だ。それが実現するかどうかは僕の手には負えない」と語りながら、「僕が言えることは、(少なくとも)今シーズンはリヴァプールの選手でいたいということだけだ」と来シーズン以降のことについての明言を避けた。 そして、自身の決断の過程で重要ことについては「一番大事なことは常にトロフィーだ。僕はトロフィーを勝ち取りたい。昨シーズンはタイトル獲得に近かったし、カップは獲得した。(4冠の可能性は)しばらく続いていたと思う」と判断材料について挙げつつ、次のように続けた。 「今シーズンは本当にいい感じだ。まだ始まったばかりだけど、かなりの一貫性が必要になる。難しいだろうけど、できるだけ多くのトロフィーを獲得したいと思う」 なお、リヴァプールではA・アーノルドと同様に、キャプテンのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクやエジプト代表FWモハメド・サラーも現行契約が今シーズン限りとなっているが、果たして主力選手たちと新契約を締結することになるのだろうか。
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