レクサスの旗艦クーペ『LC』がさらに深化。一部改良で走りと内装に磨きがかかる
レクサスは12月19日、かつてスーパーGT・GT500クラスで活躍し現在も同GT300クラス車両のベース車となっているフラッグシップクーペ、『LC』の一部改良モデルを発表。『LC500h』『LC500』『LC500 Convertible(コンバーチブル)』の3車種を2025年1月6日より発売するとアナウンスした。 【画像】LC500にはボディねじり剛性を高める床下ブレースが追加された “Always On”の考え方の下にさらなる深化を遂げた今回の改良型は、トヨタテクニカルセンター下山での走り込みを通じて「より鋭く、より優雅に」というLCの開発コンセプトがさらに追求された。 具体的には、LC500のフロントとリヤに床下ブレースを採用し、より高いボディねじり剛性を確保している。これにより操縦安定性が増すだけでなく、ドライバーのステアリング操作にクルマが素直に応える車両応答性が高次元で両立されるという。 また、インテリアではLC500hとLC500において、インストルメントパネルの助手席側表皮材にアルカンターラを採用。結果、運転席から助手席にかけて繋がるインテリアの造形美が際立つこととなり、より上質な室内空間を演出している。 この改良型『LC』の価格は、3.5リッターV6エンジン『8GR-FXS』にハイブリッドを組み合わせるLC500hが1450万~1533万円、5.0リッターV型8気筒の『2UR-GSE』を搭載するLC500が1405万~1488万円、同じくV8搭載でオープントップのLC500コンバーチブルは1550万円(すべて税込)となっている。発売日は前述のとおり、年明け後の1月6日(月)だ。 レクサスLC:https://lexus.jp/models/lc/ [オートスポーツweb 2024年12月19日]