コロナ陽性者の隔離期間短縮は「賛成」大阪・吉村知事会見8月24日(全文3)
オンライン診療の延長可否も明日判断するのか
毎日放送:MBS、富永と申します。お願いします。先ほどの対策本部会議の話なんですけども、府で進められていますオンライン診療スキームも期限が切られていると思うんですけども、これについても延長の可否についてはあしたの会議で判断されるんでしょうか。 吉村:そうですね。ただ基本的にオンライン診療スキームがぶちっと切れることはないだろうと思ってますので、継続する必要はあるだろうと思っています。 毎日放送:ありがとうございます。あと、岸田総理の発表、会見の内容に戻るんですけども、先ほどの1時半からの会見の中では、コロナ陽性者の隔離期間についての短縮についても検討を進めていくというような発言がありました。この点については知事としてはお考えいかがでしょうか。 吉村:賛成です。一律、症状にかかわらず10日間というふうになってますけども、やはりこれは違うだろうというふうに思います。マスク等もして感染対策も取って、ほとんど無症状の人もいますし、実際無症状の人もいますし、非常に症状の軽い方もいる、そういった方も含めて全員が全て10日だというのは、10日間も自宅で隔離というのは僕は違うだろうと思っています。岸田総理もすでにオンラインでお仕事もされてますし、きのうは馳知事からのブドウの贈り物があって、おいしいブドウをいただきましたというので、ブドウ食べておいしかったですというようなコメントもされてると。 本当に全員が10日間隔離が必要なのかっていうのは、やっぱりよく考えないといけないし、僕は違うだろうと思っています。その隔離期間をもっと短くしないと、やっぱり社会経済としても成り立たないと思うし、そして、ただ許容性としても、数日経過して症状も軽くなってる、あるいは無症状の人もいる中で、マスクなんかもきちんと対応することで、この10日間、完全に隔離するという必要はないと僕は思っています。必要性、許容性、どちらを見ても10日間の仕組みは変えるべきだと思っています。 毎日放送:ありがとうございました。 司会:そうしたら、日経新聞さん。