【写真蔵】新世代パワートレーンを搭載してフルモデルチェンジされた、ベントレー コンチネンタルGT & フライングスパー
4LのV8ツインターボにモーターを組み合わせたPHEV
ベントレーのグランドツアラー「コンチネンタルGT/GTC」とフラッグシップ サルーン「フライングスパー」が、新世代のパワートレーン「ウルトラハイパフォーマンスハイブリッド」を搭載して、立て続けにフルモデルチェンジされた。2台を同時に取材する機会を得たので、そのプロフィールを写真で紹介しよう。 【写真はこちら】4代目にフルモデルチェンジされた、フライングスパー。マンダリンという鮮やかなオレンジは設定されていないスペシャルカラー。(全18枚)
いずれも4代目となるコンチネンタルGT/GTCおよびフライングスパーとも、それまでのW12に代わるパワートレーンとして完全新設計の「ウルトラハイパフォーマンスハイブリッド」が搭載された。4LのV8ツインターボにモーターを組み合わせたPHEVは、システム総合で最高出力782psと最大トルク1000Nmを発生する。 コンチネンタルGT(クーペ)/GTC(コンバーチブル)はシングルヘッドランプを採用してフロントマスクを一新。流麗なボディスタイルにダックテール形状のテールエンドを採用して十分なダウンフォースを得て、展開式スポイラーなどは不要になった。 フライングスパーはフラッグシップ サルーンらしい堂々たるスタイルを継承しつつ、フロントグリルや前後パンパー、リアディフューザーなどは最新のデザインで強調された。こちらもテールエンドはダックテール形状とされている。 いずれもインテリアはベントレーの名にふさわしい洗練度の高いもので、ハイクオリティなデザインと職人技を堪能できる。マリナーによるビスポークを選べば、世界で1台だけのベントレーを創り上げることも可能だ。(取材協力:ベントレー横浜)
ベントレー コンチネンタルGT スピード 主要諸元
●全長×全幅×全高:4895×2187×1397mm ●ホイールベース:2851mm ●車両重量:2459kg ●エンジン:V8 DOHCツインターボ+モーター ●総排気量:3996cc ●エンジン最高出力:600ps(441kW)/6000rpm ●エンジン最大トルク:800Nm(81.6kgm)/2000ー4500rpm ●モーター最高出力:190ps ●モーター最大トルク:450Nm ●システム最高出力:782ps ●システム最大トルク:1000Nm ●トランスミッション:8速DCT ●駆動方式:フロント縦置き4WD ●燃料・タンク容量:プレミアム・80L ●0→100km/h加速:3.2秒 ●最高速度:335km/h ●タイヤサイズ:前275/35ZR22、後315/30ZR22 ●車両価格(税込):3930万3000円