ロシア南部の軍用飛行場にウクライナの攻撃 ATACMSや「パリャヌィツャ」使用か
パリャヌィツャは最近量産に入ったと伝えられる
今回の攻撃についてはまだわからないことが多い。被害の程度を評価するには、商業衛星が上空を何度か通過して撮影するのを待つしかないかもしれない(編集注:ロシア国防省は11日の発表で、タガンログの軍用飛行場に対してATACMS6発の攻撃があり、2発を防空システムで撃墜、4発を電子戦システムで軌道をそらしたと主張し、落下したミサイルの破片で建物や車両が「軽微な損傷」を受けたとしている)。 いずれにせよ、ウクライナがタガンログの軍用飛行場への攻撃に依然として執着していて、何らかの手段でそれを実行する能力も十分に備えていることは明らかだ。 仮に今回の攻撃にパリャヌィツャも参加していたとすれば、それは今後この「ミサイルドローン」による襲撃が増えていく前触れかもしれない。ウクライナの産業界はこの夏からパリャヌィツャを少量生産してきたが、ウクライナのルステム・ウメロウ国防相によると、新たなスタートアップが最近、量産を始めている。
David Axe